自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ダイコンの間引きとスイカの摘芯

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先の日曜日にダイコンの最終間引きをしました。少し間引きの時期が遅いかなと思いましたが、結果的に遅くしてよかったです。なぜならトウ立ちしていた株があったから。よってトウが立った株を間引くことが出来、健全な株を残すことが出来ました。間引き後は除草と追肥、土寄せ、散水を行いました。あれだけ雨が降ったのに表層の土はもちろん、少し下もカラカラの状態でした。

今シーズンの初期生育の低調は「乾燥」がキーワードだと思います。播種定植し、その後低温下で雨続き。雨が止んだと思ったら高温乾燥。これだけ気象条件が極端だと人為的なメンテナンスを行う必要があったのだということではないでしょうか。

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春に播種し、夏に収穫するダイコンはなかなか難しいです。もっとも、アブラナ科全体的に言えそうですが。

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ダイコンの間引きを済ませた菜園主はスイカの摘芯を行いました。

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画像の左手が北で、右手が南です。親蔓が北側に伸びていますが、これを摘芯します。子蔓で北側に伸びているものは無理矢理に南側に誘導してやります。親蔓には雄花が咲き、雌花を付けた蔓もありましたが、摘芯します。今、生殖成長させるわけにはいきません。子蔓を伸ばし、遊び蔓の確認が出来たら人工授粉により実の数を制限してやる必要があります。計画的に実を付ける蔓を選んだ後は放置。風でも虫でも受粉してくれればそのまま実を付けさせるようにします。

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画像左上に伸びているのが親蔓です。これを摘芯したわけです。実は子蔓の10〜12節くらいのところで着果させることにしています。

 

スイカはそれなりに手間がかかりますね。だからこそ、スーパーなどで購入しようとすると高価なのでしょう。でも、その手間を惜しまなければ家庭菜園でもスイカを作ることが出来ます。プランターでも栽培出来ますが、水管理が難しいですね。