安納芋です。今のところ、順調に枝葉を展開させております。畝周囲の除草を行いながら株の様子を眺めておりました。特段、変わった様子もなく、「相変わらず雑草が多いな」とか思いながら、そんな環境でよくがんばっているなと思いながら10月末の収穫に思いを馳せておりました。
あくまでもイメージですが、サツマイモという種は痩せ地でも育ち、いわゆる飢饉でも育ってくれて、みたいなイメージがございます。だから乾燥が続く気候でおいしいイモになるイメージがありませんか? 少なくとも当ブログ管理人は、安納芋を育てるまでそう思っておりました。でも、最近はそう思えなくなりました。とにかく、安納芋は鹿児島県地方の出身でございます。鹿児島と言えば夏季には大量の降雨がありますよね。梅雨明けにはカンカンな日差しが待っていますよね。つまりはそういうメリハリが必要なのではないかと思うのであります。鹿児島出身ですから、火山灰土/海からのミネラル分/適度な雨量/温暖な気候という要素が、ここ埼玉県でも再現することが出来ればおいしい安納芋が育てられるかもしれません。海からのミネラル分ってどうするんだ? 埼玉には海はないぞ?
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一方で、こちらは熊本県や千葉県で盛んに栽培されているスイカであります。残念なことに今年は大玉スイカを栽培しておりません。黄色い、小玉スイカを栽培しています。お行儀よく南方向に蔓を誘引してあります。中にはへそ曲がりな蔓もいますが、そこは強制連行し、南方向に向けてやります。
いくつか人工授粉を済ませましてテニスボールほどに実が肥大化しております。今後は様子を見ながらカラス対策を行うこととなりましょう。彼らは非常にどん欲なので全部食べてしまいますからね。ぼやぼやしていると被害に遭いそうだと思っているうちに対策をしなくてはならないというのは数少ない真理の一つですね。
スイカは全部で三株定植していますので一株から3〜4個ほど収穫出来れば万々歳ですね。今年は実を付ける蔓も限定してみています。それがおいしさにど直結するか確かめてみたいというのがその理由であります。