自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

この冬、土作りが必要かも

12月だ。

この2016年については、ほとんど家庭菜園的活動をすることが適わなかった。こんな年はなかなかないこと。ほとんど唯一といっていいほどの趣味が出来なかったことに忸怩たる思いがする。

 

自分の中での巨大プロジェクトが終了すれば、家庭菜園活動家に注力できるし、今秋冬のように野菜価格が高騰しているときにはかなりの恩恵を受けることが出来る。

 

2016年にまともに出来なかった家庭菜園的活動だが、出来なかった分だけ例年以上にメンテナンスする必要があるかもしれない。

第一に雑草対策。表層に枯れ果てている残渣ごと耕耘機で鋤き込んでしまうと次の年に雑草が繁茂する可能性が高い。だから焼却処分する必要がある。

第二に地中の腐植が不足している可能性を考慮する必要がある。例年なら緑肥を栽培することで地中に鋤き込むことが出来ていたのが2016は出来ていない。

第三は土壌酸度。これは雑草残渣を焼却処分することで灰ができるからそれを活用すればよい。

このように見てみると、もっとも気になる点は第二の点で腐植だ。当菜園における栽培手法の根幹は、腐植の生成による土壌微生物の活性化で野菜を健全に栽培する、という点だ。だから有機物の確保が必要不可欠なのに粗大有機物である緑肥を栽培することが出来なかったわけだから。

 

そうすると、この冬にやることは決まった。

土作りだ。腐熟期間が短くて済む有機物を入れるのがいいな。2017シーズンは様子を見ながら活動していくのがいいかも。