12月の始めに3代目の生ゴミ処理機を仕込んでいる。生ゴミ処理機といってもそれはただのモミガラであり、モミガラを大き目のプランターに入れてあるだけのお粗末なものだ。しかしこのモミガラによる生ゴミ分解処理装置はかなり優秀だ。特に野菜クズなどを放り込んでおくと数日後にはとろけてしまっているからだ。発酵を促す適度な資材と、発酵を促す適度な水分があれば優秀な処理装置と化す。
出た生ゴミを放り込む。
モミガラに残渣を混ぜ込む。
しばらく放置する。
思い出したときに見にいくとクタクタになっている。分解成功。ミミズさんが活躍していれば堆肥化は進行するだろう。
しかし、ここで欲張って人為的に堆肥化を進めようとするといけない。堆肥化することイコール生ゴミ分解処理装置の寿命を早期化すること、だからだ。堆肥化したモミガラは、分解処理という役割を終える。だからできることなら自然に堆肥化するようにもっていくと、この分解装置はおおよそ2年はもつことになる。
仕込んだときには表面一帯を米ぬかで覆ったはずだった。しかし今は表面に覆った米ぬかはなく、スズメなどの野鳥についばまれたのではないかと推察した。鳥のフンらしきものが落ちているからだ。
本当に気が向いたときだけ散水したり米ぬかを散布したり微生物資材を加えたりするだけ。結構便利なので来シーズンはもう少し拡大させて運用しようかなとも思っている。
そうそう、米ぬかを入れるとミミズが住み着くのが早くなるような気がする。