今年の春は雨が少ないそうだ。感覚的には『平年並み』な間隔がするのだが気象予報士がデータを示しながら得意げに「雨が少ない」と言っていた。
データという定量的な情報を示されると人は概してそれを信用したくなる。
でもね、そのデータがウソっぱちだったらどうすればよいのだ?
最近の天候のように高温で乾燥した天候よりも曇天で雨が多い気候を好む野菜がある。ニンジンがその一例だが、少し前に雨が続いたおかげでニンジンの生育が順調だ。
これは最終間引きの前の様子だが、このままネットを外したままにするとアゲハが産卵してしまうのでネットは外せない。
ニンジンはセリ科だから初期成育が遅い。播種して2ヶ月が経過したが、この頃から急成長を始める。間引きを慎重に進めてきたが、今回最終間引きと相成ったのである。
1ヵ所1株に間引く。
間引きしながら土寄せを行った。
間引きされた株を見て思ったことは「追肥は不要だ」ということだ。順調に太っていたし、葉色も濃くない。適正な肥料設計ができたのではないだろうか?
これで収穫まで放置するだけ。7月上旬ごろ収穫できれば、という感じ。