自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

悲劇は菜園で待っていた

その前の週に確認した時には問題ないように思えた。

 

だが実際は違った。

最悪の事態に、予想し得たはずなのに、ウチだけは大丈夫だという油断からか、

想定とは異なる事態が待ち受けていた。

 

 

 

 

キャベツ。

 

 

 

 

 

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がーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し考えれば容易に想像できたはず。

 

農薬も止めた。

ネットもかけない。

高温。

梅雨に向かう、この時期、食べられないはずがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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がーん。

 

 

 

ネットをかけずに栽培したことはあったが、こんなにひどい状態になったのは初めてだった。

 

やれやれ、うまくいかないときは何をしてもうまくいかないなぁ。

 

 

「キャベツがダメになってしまった」と菜園主。

「      」と細君。

 

掃除機の音にかき消されて聞こえなかった。

 

「         」と細君。

 

 

「             」と続けた。

 

 

 

 

「うん、わかった」と世帯主。

 

「アオムシも一緒に千切りにするわけにはいかないわね」

 

 

少なくともそう言ったように聞こえた。

 

 

翌日、スーパーでキャベツを購入したのは言うまでもない。