自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

2014-2015シーズン、タマネギの仕込み

当菜園は春夏野菜を栽培するエリアと秋冬野菜を栽培するエリアを完全に分割している。だから栽培期間が長い野菜は播種定植する場所をどこにしようかと考えてしまう。たとえばサツマイモ。GW過ぎに苗を定植するが収穫は10月頃になるので、他の夏野菜と異なり、9月上旬に緑肥のエン麦を播種することは出来ない。またサトイモもそうだ。初霜が降りる頃に収穫となるので同じようにエン麦を播種することが出来ないのだ。だから夏→秋のように季節を跨いだり、秋→初夏のように年を跨いだりすると、春夏エリアまたは秋冬エリアのどこに播種定植すれば良いか、少しだけ考えてしまう。

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ここにはタマネギを定植する予定なのだが、このエリアは秋冬エリアの東側ということになる。秋冬エリアでエン麦が育っている頃にタマネギの収穫となるので秋冬エリアと同じタイミングで緑肥が育てられないということだ。

とはいえ、前作のタマネギの収穫が終わってからマメ科緑肥のセスバニアなどを栽培することが出来た。播種定植の時期が異なるから、異なる緑肥を育てていたということになろう。

で、昨日はこのエリアに耕耘機を走らせ、腐熟中の有機物を鋤き込んだ。有機物とはいっても多くは収穫残渣やソルゴーの枝葉が多いから上手に鋤き込めるかどうかが不安だった。苦土石灰を散布し、耕耘機を走らせた。

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見た目は綺麗になっている。ここは砂質地だから乾燥しやすかったエリアなのだが緑肥栽培の成果なのか、砂質感はだいぶ感じなくなったように思われた。何事も継続、ということだろうか。一方で、酸度計が酸性に近い値を示していたので有機石灰でなく、苦土石灰を用いることにした。*1

一週間ほど寝かせてから再度耕耘し、マルチを敷く予定。

苗は昨年の教訓から、HCではなく、近くのJAの直販店で仕入れることに決めた。

ちなみに肥料は入れていない。他肥にすると保存性が悪くなるからね。

 

 

*1:広く耕耘機を走らせたのは除草を兼ねている。画像中央の部分に畝を立ててタマネギエリアとする予定だ