先日HCに行ったら、しこたまジャガイモのタネイモを購入しているおじさんを見かけた。そんなに買って大丈夫なの?というような量だった。世の中にはジャガイモ好きがいるからそういう人が買うのだろう。
思えば2月も終わりに近づいた。ジャガイモを考える時節なのだ。
当菜園ではなんだかんだ言いながらジャガイモは春のお彼岸頃に定植する。
「今年はジャガイモやるの?」と細君に訊かれた。
「たぶんやらない」と世帯主。
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ジャガイモは冷涼な気候を好むといわれている。もともとはアンデスの高地が原産だからなのだろう。
当ブログ管理人がジャガイモ栽培を好まない理由は、
①ナス科
②根が残り、連作障害の原因になりやすい
③収穫がめんどくさい
からである。
当菜園はナス科野菜も栽培するし、とはいえ、連作障害を気にするような圃場の狭さではないからそんなに気を使う必要はないのかもしれない。それでもナス・ピーマン・ししとう・トマトなど夏野菜の代表格はナス科。一応気を使ってしまう。
それゆえ根が残ると連作障害の原因になりかねないし、そのレベルまで考えておくことも重要なことだ。
ジャガイモはサツマイモ同様に地面を掘って収穫するのだが、根残りが心配なのでかなり神経を使って収穫することになる。
これは昨年の収穫前の様子だ。
葉茎がまだ緑だ。本来であればこれが黄色く本当に枯れ果てるまで放置しておくとよいとされている。そうすることででんぷんがイモに蓄えられるという。
ジャガイモは(意外と)肥料喰いで知られている。
当菜園は肥料を積極的に与えないから、ジャガイモ収量もこの程度である。
ジャガイモを掘りあげるたびにこう思うのだ。
「もう来年はやらねー」
そう、足腰が痛むのだ(泣)
ちなみに2018シーズンは、このジャガイモの跡地にオクラを定植しようかと考えている。