当ブログ管理人は幼少の頃から園芸的な分野に興味があったわけではない。むしろ逆で興味なんてなかったと言った方が適切かも知れない。
(その昔の多くの男の子がそうであったように)植物よりも昆虫などの生物の方に興味があったわけで当時のことを考えると40年後に家庭菜園的活動をはじめとする園芸的活動に勤しむことなど考えられないことだった。
母方の祖父母は農家だ。オジキは兼業農家だから園芸的活動というのは身近なものであったに違いなかった。
だが、実母は土いじりが嫌いな人間だったので花木を愛でるといった行為を見たことがない。それゆえ幼少の頃から土いじりというものに縁がなかったのだ。
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今ではひょんなことから家庭菜園的活動を行うようになった。
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一年草は季節が来れば息絶えてしまうが、多年草は管理さえしておけば毎年花を咲かす。だからと言って一年草を植えないわけではないが、一年草は旬なものとしてお庭にアクセントを与えることになる。
この時期なら、有名どころでは、パンジーやビオラ、カレンデュラなどだ。真冬でも可憐な花を咲かせくれる、ありがたい一年草だ。
一方、我が家にある多年草は、オキシペタラムやクレマチス、クリスマスローズ。
今回、クリスマスローズを株分けしてみた。
実はクリスマスローズの株分けは夏に行うべきものである。だがクリスマスローズの手入れを行なっているうちにどうしても株分けしたくなり、強行してしまったという次第。
このように一年前の葉が茂っているので、これらの古い葉を切ってしまい全体的にスリムに姿を整えた。
これらは毎年開花し、コボレダネからいくつかが発芽している。
コボレダネで発芽した株はまだ小さい。それもそのはずで元々の親株はここに定植して約10年が経過しているのだから。
葉を整理しながら、時期ではないけれど、株分けしてみようと思い立ち、今回はこのコボレダネで発芽した株を移植することと相成ったわけである。
注意深く掘り起こすも、やはりだいぶ根をちぎってしまっていた。移植したはいいけれど無事に活着するか気になる。
移植した株はまずはプランターで育てる。
全部で5株、ん? 5株?
あ、6株だ。
小さめの株はこのようにプランターで大きくしてから再び地植えする。
一方、それなりに大きな株は南東の角地に移植された。これらも無事に活着するかどうかは神のみぞ知る、といったところか。
そもそもクリスマスローズの株分けは夏場にやると言われている。根の活性が低いからなのだろう。この時期、活性度は高いみたいだし、やや強引ではあるものの移植してしまったので無事に活着してもらいたいと思っている。