カブトムシの幼虫にウツツを抜かしていた菜園主は、聖護院大カブとほうれん草の間引きも忘れずに行っていた。同じ畝にニンジンも播種しているのだがニンジンは小さい頃に競わせて育てた方がよいので間引きはしていない。軸のしっかりした聖護院を残し、雑草を駆除しながらほうれん草の間引きまで出来て順調な進捗ぶりをみせている。
これは間引き前だが虫食いの様子も見られず、まずまずといったところだ。
苦手な間引きを済ませた後で写真撮影も忘れてネットを被せてしまった。
少し葉色が薄いような気がするが適度な肥料設計の植物はこのような薄い緑色をしているらしい。だから気にもしなかった。ほうれん草は意外と肥料を好むと言われているようだから適度に追肥を施すつもりでいる。出来ることなら大ぶりで肉厚のほうれん草を食べたいからね。
そもそも菜園主がほうれん草を栽培するのは久しぶりで、四年ぶりということになる。なかなか発芽がうまくいかなくてしばらくは栽培することを止めていたのだ。
家庭菜園本にはほうれん草は発芽しにくいから芽出しをしろとか土は見え隠れするくらい薄く撒くとかいろんなことが書いてあったが、先にもエントリしたように畝床をしっかりと鎮圧して種まき用培養土で被覆するとばっちり発芽した。ビギナーだったから仕方ないよね。失敗しながら上達するのは何もスポーツだけじゃない。
次の週末には春夏エリアの整地を行った後でエン麦とベッチを播種する予定だ。