自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

冬は「つとめて」とはよくいったものだ

年末だということもあり、昨日の日曜日には普段出来ないようなところを中心にいわゆる大掃除を敢行した。オクサマがやる気満々だったのでなかなかどうして順調に進捗した。平生は俗にいう共働きなので毎日こまめに掃除出来ないし、週末は週末でなんやかんややることがあると、「どうせ大掃除するから」などと安易な発想になりがちだ。どうしてこうも人間というのは弱いんだろう? 我ながら情けなく思う。

さて、農閑期である週末ファーマーはこの冬休みは引きこもって勉強しているのだが、気分転換に菜園に出て野菜たちを眺めるのも悪くない。菜園を眺めるのは早朝がいい。菜園一面にびっしりと霜が降りている。日中だと霜が融けて圃場がぐちゃぐちゃになるのだ。

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画像はクリムソンクローバーであるが、彼らは冬を越して初夏に深紅色の花を咲かせる。寒さに強い緑肥だ。現在菜園で育っている緑肥にライ麦とエン麦、ベッチがあるが、さすがにこの寒さだからエン麦は枯れつつある。それ以外は元気だ。

こうして菜園に出てみると、これといった作業はないものの、これまで汗を流して来た作業内容が思い出される。それと同時に次のシーズンにはどういうチャレンジをしようかと考えてしまう。

野菜栽培というものは再現性がなかなかとれないものだ。野菜の品種によっては一年で一回しか栽培出来ないものもあるから失敗は許されない。だから栽培には気を使うし、作付計画も慎重に立案する。当菜園にとっては緑肥による土作りは生命線だからこれらの緑肥なくしては野菜作りなど出来ないといっても過言ではない。一年の終盤を迎えて今更ながらこんなことを考えてしまう。次シーズンは何しようかなぁ・・・? ではなく、昨シーズンは○○だったから次のシーズンは××しなくっちゃ、という感じ。要するにPDCAをまわしているわけ(笑)

年末の挨拶がてら、オクサマの実家に野菜を届けるため、いくつかの野菜を収穫した。やはり冬の早朝はいい。なんといっても静かだし。