自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

果菜類はあまり実を大きくしない方がおいしいです

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サトイモがサトイモらしくなってきました。夜間気温が20℃を超えるあたりから急激に成長し出します。さらには高温多湿条件を好む植物ですから梅雨明けからさらに大きくなりますよね。生育期間が比較的長い野菜ですからじっくりと根部を大きく育ててもらいたい今日この頃であります。

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夏野菜と言えば果菜類を思い出される方が多いと思います。

果菜類は次から次へと実が収穫出来るので家庭菜園でも人気のカテゴリです。一株植えれば一夏中の実が収穫出来る、とてもオトクな感じがします。

でもナスもキュウリもあまり実を大きくしない方がよいですね。なぜって、第一にあまり実を大きくしすぎるとおいしくない。第二に大きくしすぎると株が疲れてしまう。第三にタネが成熟を始めるので食べた時の食感が悪くなるなど、いろんな理由があります。トマトは大きくしすぎると実割れしますし。適度なサイズで収穫するのがナイスですが、その適度な大きさというのがなかなか素人では判断に難しいところですね。

あまり実を大きくしすぎるとおいしくない野菜の一つにオクラがありますです。

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GWに定植した株は全部で8株。収穫が始まりました。収穫後は葉をカットし、収穫した部分から下に生えてくる傍芽もカットします。そうすることで上へ上へと伸び始めます。

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(ピンぼけで恐縮ですが)

このサイズよりももう少し大きくなったところが収穫適期でしょうか。目安は親指くらいの太さです。それ以上大きくしてしまいますと筋張ってしまいますし、何よりタネが大きくなって実のうまみが減少してしまいます。少し小さいかな、くらいで収穫するのがよろしいようです。

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三週間ほど遅くして定植したオクラです。今のところネキリムシ等の被害は受けていませんね。雨も降ったし、活着さえしてしまえばあとは放っておくだけでオーケー。これもまた一夏中のオクラが収穫出来ることになりそうです。

 

オクラにはいくつか害虫が付きますが、ハマキムシとか緑色したトゲトゲを持つケムシとか、見つけ次第捕殺します。葉をバリバリ食べてしまいますのでね。それでもやはり自然界かな、気がつくとオクラに付く害虫さんは野鳥の餌食になっていることが多いです。オクラは家庭菜園でも手軽に出来る健康野菜と言っても過言はないでしょう。ついでにモロヘイヤ栽培し、市販の納豆を追加するとネバネバシリーズの献立ができます(笑)