先日イネワラ堆肥BOXにイネワラを補充した後で落ち葉堆肥BOXの様子も確認している。農閑期ゆえにこういう活動が中心となってしまうのだが、同時にカブトムシさんの幼虫の確認も出来る。
ご覧のようにまだ嵩は減っているように見えない。
昨秋せっせと集めた落ち葉だがまだポリ袋から出していない落ち葉さえある。暖かくなり、嵩が減った頃に補充することとなろう。
少し下の方まで落ち葉を避けてみると湿った落ち葉が見受けられた。その中にはクヌギの枯れ木と思われるものも多く投入されている。
これはカブトムシさんの食欲を慮ってのことだが、カブトムシさんの幼虫は何でも食らいつくので木片も惜しみなく拾い、BOXに放り込んでいる。
木片を割ってみればこのように乾燥しているのでこの後腐熟が進めば格好のエサになるわけ。
落ち葉はイネワラとは異なり、C/N比が高いのですぐには分解されない。3月頃に米ぬかを散布しようかなと思っているが、米ぬか散布後に散水したりふんずけたりすることは予定していない。自然の雨と自然の気温で徐々に腐熟させ、カブトムシさんの幼虫によって分解を促進してもらおうとの魂胆があるからだ。
もう少し掘ってみると、
堆肥に辿り着いた。むろんカブトムシさんの幼虫が眠っていた。堆肥は黒々としていてイネワラ堆肥と遜色ない程度だと感じられた。
落ち葉堆肥はミネラル豊富と聞くがどこにミネラル分が含まれているのかはよくわからなかった。イネワラ堆肥とは異なり、イネワラ堆肥特有のねっちょり感がなく、落ち葉堆肥はサラサラ感を感じた。落ち葉堆肥も順調だ、と満足しながら
カブトムシさんの幼虫に、「今年もよろしくね」と伝えた。
彼らは世話人の問いかけには答えず、来る春だけを待ってすやすやと眠っていた。