画像は今年、平成28年7月18日に撮影されたサトイモだ。このように当菜園では初夏まではフツーに家庭菜園的活動が営まれていた。
しかしながら諸事情があって春夏野菜の収穫、具体的にはエダマメ、トウモロコシ、スイカ、オクラの収穫が出来ず、さらに秋冬野菜の栽培、タマネギ栽培まで断念することになってしまった。
その間、おおよそ5ヶ月弱菜園は放置状態にあった。おかげで雑草さんが蔓延る耕作放棄地のような体になってしまい、ずいぶんと情けないことをしたものだと忸怩たる思いがしていた。
先日、落ち葉拾いに満足し、落ち葉を堆肥箱に収めようとした時、ふと気になってサトイモを覗いてみた。
先日の降雪、次の日の霜降によって熱帯性植物のサトイモは回復不可能なほどまでの被害を受けていた。
じゃ、掘ってみるか。
種芋の定植後、土寄せもせず、除草もせず、施肥もせず、挙げ句の果てには害虫駆除すらやらず完全放置。イモが出来ていたら相当にラッキーだ。
このように掘り返し、
2株だけだったけれど数量的には満足。どうせ煮物や汁物にしちゃうんだからね。
例年だと野菜価格が高騰しているのを尻目に家庭菜園活動であることに優越感を抱いていたのであるが、今年は家庭菜園的活動を一切放棄してしまったのでこうして収穫できることを嬉しく思った。