当菜園では野菜栽培を行う時には基本、マルチング+ネット仕様というのがスタンダードになっている。
マルチングは地温の確保、雑草防止、雨のはねっかえり防止、といった理由があり、
ネットは虫除け、風除け、ゲリラ的豪雨による苗へのダメージ軽減、といった理由がある。
ネットをしていると、予想に違わず、外したりかけたりという手間が発生する。だからネットをかけたらなるべく外したくないし、かけたり外したりという作業の回数はなるべく最小限にしたい。
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日々の管理作業の中で、キャベツ②の雑草処理とハクサイ②の間引きが残っていた。
この日、ネットを外し、観察しながら除草作業をすることにした。
キャベツは中生の「新藍」だから初期生育は遅めだ。
それでも定植時に比べたらすくすく育っているように見える。
葉色は健全だし、食害痕も見られない。
畝の周囲にある雑草は駆除してしまえばいい。
あらら、
雑草さんもすくすく、だねぇ。
意外と雑草処理中の時間は、立ったり座ったりで肉体的にはしんどい作業ではあるけれど、精神的にはとても満たされた時間でもある。無心になれるし、野菜を観察しながら野菜たちと向き合える。時には会話さえする。
キレイさっぱり。
ついでにハクサイ②間引いてしまうか。
思い切って1穴1株に最終間引き。
でもね、ハクサイ②は順調に発芽し、その後も順調に最終間引きを迎えたのに対してハクサイ①が不調だった理由を「気温が高かったから」とするのは無理があるように思えて、いまいち今でもしっくりいっていない。
他責的に「気温のせい」とすればいろんな発芽不良の原因としては納得性はある。でもハクサイ②の例があることから蓋然性が認められない気がする。
やっぱ、菜園主のウデかぁ。
ウデは2本しかないんだがなぁ・・・。
最後に健全なハクサイ②を。
最終間引き後、土寄せして姿勢を正している。