当菜園のように広い圃場を持つと、いわゆる大物系の野菜を栽培することが多くなる。今年予定している野菜は例年と似たようなものなのだが、冬になっていつも後悔する。
「どうして葉ものを育てていなかったのか」と(笑)
だから今年は隙間に葉もの野菜をたくさん栽培しようと思っている。一つのチャレンジだ。それともう一つのチャレンジ。熟成させてきた落ち葉堆肥が結構な頃合いになっているのだ。この落ち葉堆肥を使用して栽培を決行してみようということに相成った。ほぼ完熟に近い状態だと判断出来るので窒素飢餓は心配なかろう。だが、ここは初めてのチャレンジで大物系野菜に使用するのは躊躇われたので葉もの野菜に使用することにした。
虫専用エリアの隣に畝を整備。ここで葉もの野菜を栽培してみることにしたのだ。
ここに播種したのはシュンギクとほうれん草の二種類。ほうれん草は露骨に窒素飢餓になったかどうかが分かるからね。そもそもこのエリアはエン麦を鋤き込んだ後で緑肥などの残渣を積み上げていたエリアでほどよく残渣が分解されていてよい感じになっていたところだ。ここに落ち葉堆肥を約30リットル鋤き込んだ後で播種してみた。
本圃場にはダイコン①と別の葉もの野菜を播種している。
一番奥の畝にダイコン①を播種。このダイコンは早生種だからそうそうに食べきることが出来るだろう。数は多くない。ちなみにダイコンはもう一畝に播種する予定だが、その畝には晩生種を播種する予定。
さらに結球レタスの畝にはコマツナと「食べたい菜」という葉もの野菜を播種した。
ま、アブラナ科とキク科は相性いいらしいからね。同じ畝にしてみたというわけ。
この日はさらに「ダイコンおろし用ダイコン」を播種している(笑)
“さらし”で栽培するが成長点さえ被害に遭わなければ収穫に至るだろう。
このようにして播種定植の第一段階は終了した。
次週、ハクサイ②を播種し、ダイコン②を播種するとすべての予定が完了することになる。そしたら春夏エリアにエン麦などを播種することになる。