自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

クリムソンクローバーは鋤き込みやすい緑肥です

古来では蓮華草なる緑肥が活躍していた時期があった。最近見かけない気がする。

蓮華草 → 古風な感じの妙齢の婦人

クリムソンクローバー → 今風の小綺麗な婦人

例えるならこんなところ? うそだろ?

 

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先日切り刻んだ緑肥さんだけれど、中には当然にクリムソンクローバーがいた。手に取って撮影してみた。こんな枝葉をしている。茎はかなり柔らかい。マメ科だから鋤き込んだ後の分解も早い。

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このようにいくつかを束にして鋤き込んでやるといい。2ヶ月余りで完全に分解できる。これがクリムソンクローバーのよいところだ。鋤き込みはできることなら開花前が望ましい。

一方、刻んだ緑肥にはベッチもいたのだが、

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知らない人が見ると、カラスノエンドウだったりスズメノエンドウだったりと勘違いする人も多いかもしれない。ま、似たようなものだけれど。

ベッチは地中に鋤き込んでもいいのだけれど、このまま放置して地表で枯らした方がいいかもしれない。水分が抜けてくれるとパキパキ折れてしまうから扱いがラクだけれど、それよりも刈り込んだ枝葉が地表面を覆ってくれるから雑草抑制になるんだね。そのまま分解されることで土に還るから一石二鳥だといえる。

あ、そうそう。

クリムソンクローバーは深紅色(クリムソン)の花を咲かせるけれど、

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分かりますか? こんな色だ。