当菜園は緑肥による土つくりを励行する菜園であります。
つまり、緑肥の力を借りながら野菜栽培に適した土つくりを行っていくというスタンスの菜園ということであります。
その季節に応じてですね、いろいろな緑肥を栽培することができるのですが、当菜園は使用する緑肥がほぼほぼ固定的になっているところでございます。
春や秋にはエンバクを播種し、
夏になればセスバニア やソルゴーを播種し、
晩夏にはクリムソンクローバーやヘアリーベッチを播種します。
もちろんそれぞれの緑肥には使用目的がありますので目的に合わない緑肥は使用しませんしその緑肥の能力も生かせないのであります。
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現在、当菜園にはいくつかの緑肥が存在しております。
市道沿いにはクリムソンクローバーやベッチが、春夏野菜専用エリアには枯れたエンバクが、春夏野菜と秋冬野菜のそれぞれのエリアの境界には枯れたセスバニア が存在しております。
枯れたエンバク。
正確にはかれていません。暖かくなる頃、復活します。
実は株元からは緑色した新しい葉っぱが出ているんですよ。
これです。
枯れたセスバニア は復活しません。乾燥しているので良く燃えそうです。
莢にできた種子も野鳥に食べられたり落ちたりしてしまったんだろうな。
市道沿いのクリムソン。
GW前に真紅色の綺麗な花を咲かせます。ときおり無断で花を摘んでいく悪い人がいます(笑)
この冬は寒かったので結構葉っぱが傷んでいるんですよね・・・。
過去にも冬が寒かった年はありまして、そういった年でもクリムソンは咲いてくれましたので復活してくれるものと思っています。
クリムソンに紛れてベッチもいましてね、
アントシアニンの効果か葉っぱが赤くなっています。