ハクサイ①を除いて順調な2020秋冬シーズンの野菜栽培。
気温が高かった時期に播種した野菜は再播種、再々播種することになったけれど、その後は順調に成長している。
例年通りにことが運ばなくなったのは単純に気候の影響なのか、菜園主の腕が悪くなったのか、または両方なのか。
自然相手の活動とはいえ、日々精進あるのみなんだなぁと今更ながらに思う。
日々、時間が許す限り菜園を観察するようにしているが、ハクサイ①のように観察するたびに失望、愕然、後悔、懺悔、憤怒、といった思いもするけれど、順調に育ってくれている野菜を見ると、気持ちが良くなる。
家庭菜園的活動とは、野菜が気持ちよくなるための環境を整える活動、といっても過言ではないのだ。
だから育てている、ではなく育ってくれていると思うべきで、人間はそのお手伝いを人間の能力が及ぶ範囲内で行なっているだけなのだ。
そんなことを考えつつ、ブロカリの管理作業を行なった。
あ、ブロカリとはブロッコリーとカリフラワーのことね。
一連の除草作業はこのブロカリの畝が最後。
食害痕が見られなかったので急ぐ必要もないと思ったからだ。
でも雑草がはびこると、害虫も集まってくる。
そのため除草は必須だと判断し、除草を行うことと相成った。
ネット、オープンっ!
ブロカリの畝を眺めると、秋冬野菜栽培をしているなぁと思わせてくれる。
春夏野菜で言う所のナスやトマトみたいなものだ。
上がブロッコリーで、下がカリフラワー。
順調に育っている株を撮影したみた。
ところが、順調に育っている株ばかりではない。
ブロッコリーで1株、カリフラワーで1株、不調な株が見られるのだ。
定植後、周囲の株に比べると成長が格段に遅いと思われたため、何か問題あるかなと思っていた。
軸が細くなっているね。
何かに食害されたのかな? おそらくはイモムシではなくコオロギの仕業かもしれない。コオロギも野菜苗を食害することがある。当菜園にはいろんな昆虫がたくさん住み着いているので仕方ない。
不調のカリフラワーは撮影できていないけれど、多分、花蕾もつけずに死滅してしまうのではないだろうか。そのくらいヤバそうに見えた。
除草後の様子。
実際に花蕾が収穫できるのは11月中旬といったところかな。