自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

雨上がり、キャベツ②畝の除草

 

当菜園は収穫が続いており、食材の買い出しに出かけても野菜は買わないでいいような局面を迎えている。

 

 

先日小売店で購入した野菜はゴボウだったし、

 

いつものスーパーで購入したのはショウガだったし、

 

今欲しいなと思っているのはレンコンである。

 

 

菜園で収穫できるものはスーパーでも入手できるし、価格もそれなりだ。特に優位性を感じることもないけれど買い物の点数が少なくなるのは好ましいことだと思っている。

なぜなら余った分を他の消費財だったり嗜好品だったりに充てられるから。

 

 

 

***

 

先日の夜、思いがけず雨が降った。ちょうど夕飯の支度をしている頃にポツポツしだした。我が家の愛犬ロクロウは雨が降ると散歩に出ない。こりゃ、大変だなと思いながら夕飯の準備をしていた。

 

天気予報によれば翌日になると天候は回復するとのこと。

 

雨上がり、菜園にでも行ってみるか、と思い、翌朝菜園に赴いた。

 

 

 

 

特にマストな作業はないものの、久しぶりに観察でもしようかと思ったのだが、

 

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キャベツ②「新藍」の畝を見ると雑草さんがはびこっているのが確認できた。こうなったら除草だな、やることがあって嬉しい、と心の中で呟いた。

今も時間は通勤/通学の時間帯なので声に出してブツブツ行っていると牢屋の中に入れられかねない。

 

 

ネットを開放して確認する。

そこそこの量の雑草さんだったのでせっせと除草作業を始めた。除草そのものはものの数分で終了した。

 

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実際はもっと草の量としてはあったのだが、片側だけでこの草量ということでかな長い間除草をサボってきたことがお分りいただけると思う。

 

もう12月だし、害虫さんの活動も下火になっているだろうからネットをフルオープンにしたままでもいいのだけれど、強烈な霜や北風から野菜を少しでも守るためにネットはかけておくことにする。

 

 

その前にキャベツ②を見てみよう。

 

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キレイに結球している。でも少し小ぶりかなという気もする。定植した穴の場所によって大きさに違いがあるような気がするのだ。

もっともまともに施肥もしていないし、栽培の中期になって少しの有機肥料を散布しても効果はない。

 

 

キャベツ②の品種名は「新藍」。中生または晩生種に分類されるキャベツであり、害虫に強いイメージがあった。

とはいえ、害虫による食害痕がないわけではない。

目立って食害痕が見られるのは定植した16株中1株のみ。これだ。

 

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食害痕はあるけれど、収穫しても問題なく生食できる程度のものである。これきしの食害痕でうろたえるようだと家庭菜園的活動家は名乗れない。

 

 

また、

この畝には90日型のハクサイ②も育っている。

これはハクサイ①の畝とは異なり、播種して育てたものだ。

 

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途中、食害に遭ってしまい、やむなく農薬を散布している。

 

 

 

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ほらね。白いのがそれ。

 

 

 

このハクサイ②、結球が始まっているのだが、やたらと大きく感じている。しっかり巻いてくれればそれなりのサイズのハクサイに仕上がりそうだが、

 

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外葉のサイズがこんなもんなので大きくなっていることが実感できた。画像だとサイズ感が分りにくいかな。

 

野菜本なんかによれば、数回に分けて化成肥料を散布して結球させるとあるけれど、当菜園ではこの時期になってしまったので化成肥料による追肥はしない。そこまで立派に巻いてくれなくても美味しく食べられるのだから。

 

 

観察後はネットを閉めた。

 

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「新藍」は比較的降霜に強いので長く菜園に置いておける。ありがたい野菜だね。見た目固そうな葉だが、実際は食べてみると瑞々しくて美味しい。