自治体によっても異なると思いますが、当ブログ管理人が住まう地域では週に2回可燃物の収集があります。
最近では可燃物の収集にあたり、可燃物用のゴミ袋が有料となっている自治体が多くあり、ゴミ袋を有料とすることで実質ゴミ出しが有料という形になっているのでしょうか。
ゴミ出しが有料なのは別にいいとしてもゴミ袋が破けやすいのはなんとかしてほしいなと思っています。自分のところだけですかね? 自治体によって違いますか? どうなんですかね?
我が家では週2回ある可燃物のゴミ出しなんですけど、週1回しか出さないです。ってかそんなにゴミが発生しないんです。
そもそもゴミになるようなものを買わないというのもありますし、夫婦とシバイヌ1匹しかいない世帯ですのであまりゴミが出ないのかもしれません。
それに生ゴミもほとんどでないんですよ。食材は無駄なく使用しますし。それでも生ゴミは出るのですがほとんど出ませんね。
その理由は特に野菜くずを堆肥化しているから、なんです。
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これらは大きめのプランターに籾殻を放り込んだものです。
フレッシュな籾殻はベージュ色してますし、さんざん生ゴミを分解してきた籾殻は黒ずんだ色になっています。
投入する生ゴミは野菜くずだけです。
籾殻が野菜くずを分解してくれますので野菜の残渣はこれらの籾殻入りのプランターに放り込んでいます。それなりの気温と水分量があればあっという間に分解が進みますが、特に冬季はなかなか分解が進みません。仕方ありませんね。
野菜くず以外は入れないのが我が家流、なんですけれども匂いなどを気にせず、かつ野鳥などの襲撃を防止できるのであれば魚の残渣も入れることができます。魚などを入れることでリン酸豊富な堆肥ができると言いますよね。
※※これ以降、ミミズ画像や野菜残渣などが映り込みますのでご注意ください※※
これらの籾殻は2〜3年ほど経過しますと立派な堆肥に生まれ変わります。
これは3年目を迎えた籾殻ですが、堆肥化が進行中。少し拡大してみますか。
しっかりとミミズさんがいるんですね。
ミミズが住み着くことで堆肥化が進行します。野菜残渣も投入していますのでどんどんミミズさんが増えてくれるのですね。野菜くずはゴミに出さないで済むし堆肥も内製できるしいいことづくめだと思っています。
昨年秋にいくつかの籾殻堆肥をデビューさせましたので、その分フレッシュな籾殻を追加しています。
ちょうど1年目の籾殻、2年目、3年目と世代交代が進むようにしています。
これらは2年目の籾殻ですが、まだまだ若い感じがします。多少黒くなった部分がありますがこれでは堆肥としては不十分ですね。籾殻そのものがクタクタになってくれませんと堆肥としてデビューできません。
これも2年目ですかね、
急いで野菜くずを隠しました(笑)
これは3年目です。
拡大してみましょう。
3年目の籾殻にしては分解が遅いように思えます。ミミズさんもいるのですが、コガネムシ系の幼虫さんも見られました。
ミミズさん含めてこういった幼虫さんが見られるということは未熟な有機物である証左なんですね。未熟な有機物があるところにミミズは発生しますし、ミミズを狙ってモグラも現れます。
なので菜園にミミズがいるということは地中に未熟な有機物があるということで、コガネムシ系の幼虫対策が必要になるわけです。
もっとも未熟な有機物を分解する過程で微生物が活躍しますが、当菜園にとっては微生物を活性化させることで野菜栽培を良化させたいと思っていますので未熟な有機物が多少存在することは悪いことだとは思っていません。
籾殻はC/N比が高いのでそのまま土に混ぜ込みますと窒素飢餓が起きます。
窒素はありすぎても害虫被害を誘発するなどのデメリットもありますが、なさすぎても野菜がうまく育たないというデメリットがあります。
ですので我が菜園では生の籾殻を菜園に混ぜ込むことはしておりませんです、はい。
毎年、いくつかの籾殻堆肥がデビューとなりますが、多くは自宅で使用することにしています。菜園では緑肥がありますし、落ち葉堆肥もありますからね。
でもね、フレッシュな籾殻を置いておくとデメリットもあります。
それはスズメが現れて籾殻を散らかす、ということです。
(籾殻に付着しているヌカを狙ってきているようです)