今週に入って少しずつ暑さが和らいできました。
ってか暑すぎたんですよ。これからは猛暑にならずに帳尻合わせるような気温で夏の終わりを迎えてもらいたいものです。
台風崩れのヤツのおかげで少し菜園も潤いました。でもまだまだ雨がたりませんね。今収穫を迎えている野菜たちもそうですが、秋冬野菜エリアの準備がまだまだできていません。肥料を散布して耕耘して、で止まっていますのでね。
本日から連休になりますので土の様子を見ながら耕耘作業も進めていきたいと思います。
さてこれはセスバニアと呼ばれる緑肥です。
マメ科の緑肥ですが、マメ科緑肥って基本冬越しするものが多いイメージですが、セスバニアは夏の緑肥で越冬することはできません。
ちょいちょい当ブログにも紹介されることのある緑肥ですが周囲からの認知度は高くありません。むしろ、
「これは何ですか?」
と中学生英語バリの質問を受けることが多いです。
ですよね・・・。知るヨシもないですよね。
葉っぱはオジギソウみたいに見えるし
成長点は何だか気持ち悪い。
そんな緑肥ですが、すごいのは窒素の固定能力と根っこです。
まず窒素固定能力ですが、マメ科植物の中でも随一だと(自分では勝手に)思っています。なにせ根瘤のつき方がハンパないって。
また根っこもすごいんです。
第一に根っこの土の表面に近い方では360度全方向に根っこを伸ばします。つまり水平に伸ばすということですね。また垂直方向にまっすぐ、しかも強い根っこが伸びてくれるので硬盤層を破砕してくれる効果も期待できます。
当菜園は下15センチ以下に硬盤層のあるエリアも多いことから土壌改良目的でセスバニアを導入してきました。硬盤破砕はまだまだ道半ばですがこれからも続けてセスバニアを続けていくつもりです。今年は大々的には使っていないのですけれども・・・笑
セスバニアは種子もよく付けますし発芽能力も極めて高いので場所問わずで使用することができます。砂質地でも粘土質の土壌でも使用OK。
ただ発芽能力が高いので一定の管理は必要ですね。野生化させてしまうと処理が大変ですので。
言うならばあまり家庭菜園のレベルで使用するような緑肥ではありません(笑)
ちなみに
当菜園では残渣を積み上げて置く場所で育ってくれてます。
ってか昨年種子をつけたままの株をここに積み上げたからですけどね。