みなさま、お待たせしましたね。
大不人気の緑肥の話題です。
当菜園が緑肥を積極的に用いて土つくりをしていることはあまり知られていません。緑肥などというレアキャラが家庭菜園などというジャンルのブログで話題になることはほぼほぼ皆無ですからね。
なので緑肥のエントリは基本不人気なんですよ。
だって食えませんからね(笑)
ゴホン、、、。
当菜園ではそのシーズンが終わるとそのエリアにエンバクを播種します。
例えば、春夏野菜を栽培した後にはそこにエンバクを、秋冬野菜を栽培した後にはエンバクを、それぞれ播種することにしています。
季節によってエリアを分割していますので、どうしても連作になりがちです。特に秋冬野菜はアブラナ科が多いですからね、ネコブ病とか発生するリスクが高まります。
そんなリスクを低減してくれるのがエンバクで、2ヶ月以上栽培するとネコブセンチュウの密度を減らしてくれるという優れた緑肥なのです。
現在の春夏野菜専用エリアの様子。
少し村があるけれど草丈も伸びてきました。播種して1ヶ月くらい経ったでしょうか。おおよそ1,200mm程度まで伸長してくれます。
朝露に濡れて綺麗ですね。
エンバクはオートミュールの原料ですが、時期がきたら刈り込んで土にすき込んでいきます。エンバクは文字通りイネ科ですからね、繊維質の葉っぱがいい感じに腐植になってくれます。
また市道沿いにはクリムソンクローバーという緑肥もあります。
例年4月中旬から咲き始めるのが真紅色の花、名前の通りクリムソンクローバーです。このまま一冬を越すマメ科の緑肥です。
こんな花ですね。
クリムソンも緑肥でしてね、効能はいくらでもあるのですが、当菜園は市道沿いに植えているのでほぼほぼ景観用になっています。マメ科ですからね窒素固定能力がありまして土が肥えるんですよ。
緑肥つながりでこちらも。
セスバニアですね。
種子の入ったサヤが完熟しつつあります。こちらは結構強烈な緑肥でしてね、枝葉も根っこも強健に育つので硬盤層の破砕目的で使われることが多い緑肥です。
当菜園もその目的で入れていますがまだまだ硬盤層は健在のようです(笑)