自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ナス、一番花切除

ナス、「千両2号(接木苗・台木;トルバムビガー)」。

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順調に一番花を付けた。ナスは誰が栽培しても時期さえ間違いなければうまく栽培でき、一番花も順調に付ける。

だが、この一番花に着果させるようなことをしてはいけない。

えてして家庭菜園初心者はこの一番花に着果させる。そうすることで樹が疲れ、長く収穫が続かないことが多い。

 

ナスが生育するにはまだまだ気温と湿度が足りない。

だから実を付けさせるにはまだ時期尚早。だいたい3番花までは切除してもいいくらいだ。

 

ということで、当菜園でのルールから

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一番花とワキ芽を切除した。

 

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むろん、ルールを守ることが目的になってしまうような『目標の置換』があってはいけないし、状況を見ながら切除を行うことが肝要だ。

 

画像を見ると主枝に2番花の蕾が見える。まもなくこれ切除されるだろう。

ナスは、

①整枝作業と誘引

②ワキ芽の管理

追肥と散水

の3点に留意しながら育てていけばおいしいナスが収穫できる(はず)。

 

それに害虫は付かないしね。

 

キャベツ、がーん

当菜園ではキャベツは年2回栽培する。当然に、夏キャベツと冬キャベツだ。前者は3~4月に定植し、後者は8月下旬に定植する。夏キャベツ栽培は害虫被害が少ないから栽培しやすいと思っていた。例年、重篤な被害なく収穫に至り、もっとも水分を吸い上げすぎによるバクハツを除けば満足いく栽培プロセスとなる。

 

しかしながら、

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がーん。

何かに成長点を喰われそうになっている。

緊急避難的措置としてマラソン乳剤を散布した。夏キャベツ栽培において農薬を使用したのは初めてのことだった。

連日の雨と冷涼な気候(または本来の気候とも言うけれど)のおかげで順調に生育していた。

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外葉も大きくなり、「金系201号」的な葉色を展開させ、生食がこの上なくおいしいと思わせるだけの瑞々しさを見せている。

 

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全く問題のない株にも念のためマラソン乳剤を散布した。モンシロチョウなどが飛んでいるためだ。

 

成長点を食害された株は1株。食害されそうになっている株が1株。成長点を食害されてしまうと結球しなくなるので再起不能。このまま放置するしかない。残りの株が順調に結球してくれることを祈るしかない。

 

 

 

「金系201号」という品種は食害に弱いといわれている。

だから当菜園では意図的に当該品種を避けてきたのだが、これしか売っていなかった。葉が柔らかい品種だからか、害虫がよく取り付く。やはり防除には農薬散布が確実性が高い。

 

言うまでもないことだけれどジャガイモはナス科です

ジャガイモは植えっぱなしで収穫まで至るという、家庭菜園ビギナーには嬉しい野菜の一つだ。いや、正確に言えば植えっぱなしではいけない。適期に芽かきが必要だし、適期に土寄せ、追肥も必要だ。だが、その他の野菜に比べて管理作業がきわめて少ないのがジャガイモだ。なにせ、種芋を埋めてしまえばいいのだから(笑) 

しかも世の中の子供たちの人気野菜でもある。

まず第一にカレーに投入できる。しかし我が家は入れない。第二におでんに投入できる。しかし我が家は入れない。第三にポテトフライに出来る。第四にポテトサラダに出来る。コロッケに出来る、・・・に出来る、・・・。キリがない。

世の中の子供たちに人気なので家庭菜園でも人気野菜の一つなのだろう。

 

しかし、ジャガイモはやっかいな野菜でもある。

ジャガイモはいくらキレイに収穫してもいくらかの根っこが土中に残ってしまう。ジャガイモはナス科野菜であるし、ナス科野菜は夏野菜が多いから下手すれば連作障害が起きる可能性さえある。ナスやピーマン、トマトなど接木苗を利用すれば問題ないのだが、実生苗、自根苗を使用すると連作となってしまうから注意が必要だ。

当菜園は栽培エリアが広大なので連作障害が起こらないように工夫している。それに連作しても大丈夫なように緑肥を間作している。

 

ジャガイモと相性の良い緑肥がこれだ。

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そう、エン麦。

 

大量に栽培してコイケヤとかカルビーに売りつけたろか(笑)

 

 

 

 

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ジャガイモに2回目の土寄せを行った。

 

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花が咲いた。ほら、ナスっぽいでしょ? 右のほうに怪しいヤツがいる。

 

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テントウムシダマシという害虫。撮影後追い払ってやった。

 

ホンモノのてんとう虫がこれ。

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当菜園にはてんとう虫が多い。裏を返せばアブラムシが多いということだ。

それもそのはずクリムソンクローバーが自生しているからね。仕方ない。そのクリムソンクローバーも枯れ果ててしまっている。

今年は刈り取って鋤き込んでしまう予定。

 

 

エダマメ、インゲン、トウモロコシが発芽

数ヶ月前の予定では、本日は宇都宮で餃子を食べる予定の日だった。

しかしながら次の理由から本日の宇都宮行きは断念することと相成った。

理由は、①少々飽きた、②金がない、③鎌倉のシラスが食べたい、からである。

当ブログ管理人の意見を言えば、鎌倉の行く方がカネがかかる気がするのだが気の弱い世帯主は細君に逆らえず(笑) どうにかして鎌倉行きも断念させる方法はないのかと思案していたのだが、とうとう今日を迎えてしまった。

 

菜園では順調にエダマメが発芽した。

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播種後、一回も散水していない。自然の降雨だけで発芽に至った訳だ。豆類は播種後散水してはいけない。野菜本に書いてあることがすべて正しいと思ってはいけない。

 

こちらはトウモロコシとインゲン。よくわからないね。

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ズームアップして、インゲンから。

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実はインゲンも栽培を苦手にしている野菜の一つだ。でも発芽さえうまくいけばあとは水管理だけだ。もちろん、そんなことは野菜本には書いていない。経験則。

 

 

これはトウモロコシ。気温が高めだから発芽は問題ないと思っていたけれど、無事に発芽してくれてほっとしている。

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ところどころこのような双葉が見える。これは実はセスバニアだ。有害なものではなく、緑肥なので放置するが背丈が大きくなるから適度なところで切ってしまうつもりだ。今年はこのエリアでセスバニアをぼーぼーさせる気はないので。

 

 

ネキリムシ等に注意しつつ、時期をみて間引きを行う予定。

 

我が家のバラが見頃をむかえております

(すでに終わってしまっただろうけれど)

例年だと西武ドームで『バラガーデニングショウ』らしきイベントが行われた頃だ。めっきりと見に行かなくなってしまったけれど、その理由は3つある。

①主催者の目的と見物客の目的の乖離がひどい

②土日に行くと混んでいる

③毎年行かなくてもバラのトレンドはそうそう変化しない

 

 

①主催者の目的と見物客の目的の乖離がひどい

 最後に出かけたのは三年前だったろうか? バラに興味があって見に来る人が圧倒的多数のはずなのに「何か買いに来た」人たちが多数いることに気づいてしまった。つまりバラガーデニングについて何かのヒントを得るために来場するのではなく、何かを買いに来ることが目的の客が多くなってきたことが顕著に分かってしまったのだ。もう明らかにバラを見に来たんじゃないと言わんばかりに買い物が出来るブースに走り出すおばさま方の多いこと多いこと。はっきりってうんざりしてしまったのでもう行かないことに決めた。

 

②土日に行くと混んでいる

 平日に行けば良いのだけれど、あいにくお仕事があるので平日を狙っていくのが難しい。土日は混んでいるだけで好きにバラガーデニングのなんやかんやを見ることが出来ないから土日に行ってはいけない。無理矢理連れてこられたおじさま方はくたびれてスタンド席で寝ているし、子供たちはぎゃーぎゃーしているし、おばさま方は血相替えて買い物しているし。もううんざり。

 

③毎年行かなくてもバラのトレンドはそうそう変化しない

 バラの新作はなかなか出てこない。したがってトレンドもそうそう変化しない。バラで新色がないんは青色と黒色だったか? それに数が多ければそれだけ管理が大変になるし、まさに統制範囲の原則、スパンオブコントロールだ。

 

 

ということで今年も西武ドームには行っていない。我が家にはそれなりにバラがあるし。

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よくカエルに寝床にされるバラ。名前は分からない。「つきよみ」だっけな?

 

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庭の南東側にあるバラ。南東側のバラは毎年元気だ。地植えしているからかな?

 

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5月の青い空をバックに、とはいかなかった。曇り空をバックにオレンジのバラ

 

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鉢植えのバラ。少し元気が足りない。地植えにしたい。

 

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最近復活してきたバラ。やはり手塩にかけて世話をすればキレイに咲いてくれるのがバラなんだね。

 

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これは鉢植えのバラ。鉢植えのバラのほうが小ぶり。やはり地植えがいいのか。

 

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こんなバラ、あったっけ?(笑)

 

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我が家唯一の白いバラ(蔓バラ除き)。もう少し頑張ってくれないかなぁ。

 

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なんやかんやバラにはクレマチスが似合う。

 

 

菜園のモミガラ堆肥BOX

そういえば来月は6月だから祝日がない月だ。んー。

どうして6月には祝日がないのだろうか? どうせなら毎月三連休があればいいのに。プレミアムフライデーなんかよりもよっぽど経済効果が高いかもしれないのに(笑)

 

ところで、本日は午後から虎ノ門である官公庁の会合がありそこに出ることになっている。だからお昼から会社を抜けられるので少しうれしい(爆) そのまま直帰しちゃうのでプレミアムな木曜日だ。どこまで自分は仕事したくない人間なんだろう、と思うとつくづくダメ人間だなぁと思う。

 

当菜園では堆肥を内製している。

イネワラ堆肥、落ち葉堆肥、モミガラ堆肥の3種類だ。実戦投入は、徐々に徐々にであるが、部分的に使っている。効果のほどは分からない。少なくとも枯れていないので逆効果になっているわけではなさそうだ。

 

イネワラ堆肥は比較的分解が速く、堆肥は土状。落ち葉堆肥は1年がかりで堆肥化するがイネワラ堆肥よりもさらさらした感じがする。もっともカブトムシの幼虫がわらわらいるのでカブトムシの幼虫のフンが土状になっているのかもしれない。

で、モミガラ堆肥はというと、

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実はこのBOXにもカブトムシの幼虫が住み着いている。まる3年放置してきた部分と上から補充した部分とが層をなしていた。

下のほうを掘り返してみると、

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なかなかいい感じの土状の堆肥になっていた。本当のモミガラ堆肥はこのような感じが正しいのかもしれない。ほんと、モミガラは分解に時間が必要だなぁ。

 

モミガラ堆肥BOXで発見したカブトムシの幼虫は落ち葉堆肥のほうへ放り込んでやった。モミガラBOXで発見した幼虫は全体に小ぶり。今、モリモリ食べて大きくならないとかなり小ぶりの成虫になってしまう。

 

今秋、モミガラBOXに新たなモミガラを放り込んで補充する予定。出来れば400リットルくらい放り込みたい。

400リットルってどんな感じだって? ドラム缶2本分が400リットルだけど、モミガラは嵩比重が軽いからねぇ・・・。

 

 

GW最後の定植は安納芋のはずだったのに・・・

いやいや、安納芋の苗が売り切れていて買えない。例年ならGW後半には苗が売り出されていて苦労することなく購入できたのだけれど今年はどういうわけか購入出来ない。5月下旬にもなれば潤沢に出回るから購入できるだろうけれど、出来ることならGW中に定植を済ませておきたかった。

 

このように畝まで用意していたのに定植出来ないまま連休が終わった。

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ここは秋冬野菜エリアの北西側に位置する。ここはスギナ軍団が多いけれど、サツマイモだし土質もサツマイモ栽培に適していると思われるところだからこの場所で栽培することにした。スギナが出てきたら引っこ抜けばいい(笑)

 

*引っこ抜いても絶滅しないからね

 

 

 

雨が降らないので生育が芳しくないエンバク。

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エンバクは雨が降るたびに大きく伸長する。さすがムギだね。

エンバクってオートミールだからね。食べようと思えば食べられる、はず。

 

雨に期待しよう。

 

 

ダイコン、2株から1株へ間引き

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ここまで順調に生育しているダイコン。例年だとこの時期にトウが立ってしまい、残念な結果になってしまうことが多い。なぜか今年はここまで順調である。おそらく強烈な寒の戻りがなかったことが要因だろう。時期的に最終間引きの頃合だ。

 

この時期はとても乾燥するので間引き後には散水を行い、生育をさらに加速させる必要がある。だから間引いた後には散水を行った。

今回の間引きは最終間引きなので、一穴1株になるように間引いた。

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散水した後だが土が湿っただけ。この後もさらに散水を続けた。

 

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マルチを敷いているほうも敷いていないほうも生育具合は同じように見えた。今のところシンクイムシによる被害も見当たらない。だから思い切って1株に間引いてしまったのだ。

 

順調ならば結構な数のダイコンが収穫できそうだ。早めに収穫しないとダメにしちゃいそうだ。暑くなるころだからダイコン下ろしが重宝しそうだ。ダイコンサラダもいい。楽しみだね。

 

 

 

ニンジンの間引き

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ここのところニンジン栽培が順調だ。

当菜園では春と秋の2回栽培するのだが発芽率といい、収穫率といいなかなか順調だ。ニンジンは我が家では便利野菜なのであると重宝するのだ。

しかしながら当菜園主がもっとも苦手にするのが「間引き」である。足腰、膝が痛むのだ。除草しながら間引きをするのだが、あまりにも真剣に作業するものだから足腰、膝を痛めてしまうのだ。

 

とはいえ、間引きは必須作業だ。間引きをしないわけにはいかない。だから勇気を振り絞って間引きを行う(笑)

 

 

マルチがあると除草や間引きがしにくいので思い切ってマルチを剥がした。

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除草しつつ間引き。一穴2~3株に間引いた。

せっせと作業すること小一時間。

 

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この後、中耕と土寄せを済ませ、雨の予報がなかったので目一杯散水した。

 

ちなみに同じ畝で栽培しているカブはというと、

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やはり生育にかなりのバラツキがある。理由を考えたのだが、思い当たるのは「種が古かった」以外思い浮かばない。そろそろ収穫の頃合かもしれない。

 

なお、ニンジンと同じ畝で栽培しているカブはマルチを剥がしていない。

 

ジャガイモの土寄せ

本当は一雨をやりすごしてから土寄せするつもりだったのだが、あまりにも順調に生育を続けてくれたのでジャガイモの芽かきとともに土寄せを行うことに相成った。

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弱っちい芽をかいて太くて元気そうなヤツを残した。これからの時節、ネキリムシの被害が懸念されたので芽かきそのものを完了させてはいない。

一番房をつけたところで最終的な芽かきを行い、追肥、土寄せ。あとは収穫まで除草作業しかやることがない。手間のかからない素敵な野菜だ。

 

 

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さすがに遅霜の心配はなさそうだがある程度深めに土寄せをしている。画像のようにかなり乱暴に見えるけれど、この程度まで寄せてあげても何ら心配ない。タネイモよりも上に実が付くから土寄せは必須だ。

 

 

ジャガイモはテントウムシダマシなどの害虫に気をつける必要がある。その他、ネキリムシにやられないように注意する必要もある。農薬を散布すれば問題ないのだろうけれど、さすがに何でもかんでも農薬を散布するのはどうかなぁと思い、農薬散布は行わない。

 

ナス、オクラの定植

ナスは栽培予定にはなかった。しかし細君の希望により1株だけ栽培することにした。台木がトルバムビガーの接木苗をチョイスした。

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ナスは高温多湿傾向を好む野菜だ。育て方によっては秋ナスまで楽しめる。

ナスは比較的病害虫に強い野菜なので活着さえすれば問題なく収穫にいたる。水分を欲する野菜だから肥料と水分を要求する。

 

またナス栽培で大事なことは摘果だ。

一番花は必ず摘む。枝葉の生育状態を見ながら三番花くらいまで摘んでもいいかもしれない。焦って一番花に着果させると樹が疲れてしまうからだ。

それと枝葉を垂れ下げないことも大事だ。垂れ下がると実付きが悪くなるからだ。だから支柱を設置してキレイに仕立てることが必要になるわけだ。

 

 

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オクラは高温を好む野菜だ。生育初期はネキリムシの被害に気をつける必要がある。それに直根性なので定植時に根を傷めないことが肝要だ。根を傷めると定植後まもなく枯果てるから意外と神経質な野菜だ。

 

また、ここ最近、オクラは一穴2株が推奨されている。一穴1株だと株が大きくなりすぎる。はっきり言って樹になる(笑)

オクラにはカラフルでとげとげした毛虫がつく。目立つので捕殺することは簡単だ。気づくといなくなっているので野鳥に食べられているのかもしれない。

 

オクラも多肥気味を好み、秋半ばまで収穫を楽しめる健康野菜だ。細君の希望により毎年栽培する。本当は自宅で栽培したいくらいなのだが・・・。

 

防風目的でネットをかけたら作業は終了する。ある程度の大きさになったらナスにV字型の支柱を設置する予定。

 

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あっという間に定植が終わっちゃうね。

 

 

インゲンとトウモロコシの播種

インゲンとトウモロコシもエダマメと同じタイミングで播種が完了した。播種後には散水はしないところも同じだ。違うところはトウモロコシは大の肥料喰いだというところだ。

 

エダマメもインゲンも開花期には水分が必要だ。経験的にインゲンは生育初期にも水分を与え続けたほうが生育がいいことが分かっている。単に水持ちのよくないところで栽培したからかもしれないが、いずれにしても実を付けるころに梅雨時になるのが理想だ。

 

トウモロコシはイネ科野菜で、豆類とは異なり多量の水分と肥料を要求する。豆類が根粒で供給する窒素分だけでは不足するくらい肥料を要求する。

だがあまり肥料を与えすぎると害虫被害が大きくなる。そもそもトウモロコシにはアワノメイガが必ずやってくるから農薬散布が必要。どこまで多肥にすれば害虫が増えるのかを検証する意味でも多肥にしてみるのもいいかもしれない。

 

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奥側一列にインゲンを播種し、手前4列にトウモロコシを播種した。

 

防虫ネットをかけて作業は終了。

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ネット使いまわしているから新調する頃合かもしれない。一気に買い換えることは出来ないので秋冬野菜栽培に向けて少しずつ新調していくことにしたい。

 

今年はトウモロコシを同じ畝で栽培しているからある程度の大きさになったら防虫ネットを外さなくてはならない。

エダマメのカメムシ対策は農薬散布で対処することになる。

 

エダマメの播種

野菜の種類によって『筋播き』『点播き』『バラ播き』だの播き方を変えるのがよいといわれている。しかしながら当菜園では『筋播き』『バラ播き』で播種することは稀である。穴あきマルチを利用して『点播き』するのが常だ。

 

今回、播種したエダマメ、インゲン、トウモロコシも例外ではない。

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このように畝を用意した。

播種にあたり当菜園では播種後の覆土に「種まき用培土」を用いる。使う理由は粒度が一定だし何よりも清潔だから。

 

まずエダマメを播種。一穴に3個だ。

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手前側に播種した。最終的には一穴2株まで間引くが密植させるのはあまり背丈を伸ばしたくないから。ある程度大きさになったらマルチを敷いたままで土寄せを行う。

 

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このように播種後は種まき用培土で覆土。豆類は播種後に散水することはしない。野菜本などでは播種後に散水するとしているが、散水することでタネが腐る可能性が高まるから当菜園では散水はしない。自然の降雨で十分に発芽する。

よくエダマメが発芽しない、というトラブルがあるが、その理由は次の3つに集約されることが多い。

①播種後散水したためにタネが腐った

②野鳥に食べられた

③タネが古い

 

①播種後散水したためにタネが腐った

 これは自分自身でも経験があって、野菜本通りにやってみたのだけれど、なかなか発芽しないから散水を続けた結果タネを腐らせてしまった。確かに水分を感じて発芽プログラムを発動させるのだろうが、いくらなんでも発芽するまで散水を続けたのがミステイクだった。

 

②野鳥に食べられた

 播種後、ハトやカラスなどに食害されることだ。当菜園では防虫ネットをするので野鳥に播種したタネを食べられることはないが、ネットをかけたり不織布を敷いたりしない場合かなり高い確率で食べられてしまうので注意が必要だ。

 

③タネが古い

 豆類は意外と寿命が短い。その年に播種するタネはその年に購入したものにしたほうがよい。これは経験則だ。昨年のタネを流用するとかなり発芽率が低くなる。古いタネを使ったばっかりに発芽率が相当悪く、当該袋から発芽したのは1株のみだったという年もあった。

 

 

エダマメに限らず、インゲンも同じことが言えるだろう。

ソラマメやエンドウマメは栽培したことがないので分からないけれど、エダマメやインゲンについては新しいタネを使わなければならないということ。

 

 

発芽後、初生葉が出たらネットを外してもよいことになっているが、当菜園では外さない。カメムシ対策としてネットはかけたままにしておく。

 

 

イネワラ堆肥BOXにある堆肥を使ってみた

実はスイカを植えつけるのに、あまりにも土壌が乾燥しすぎており無事に育てる自信がまったくなかったので少しだけ考えた。

 

スイカは高畝にしたい。根は広く浅く張るらしいから施肥するなら全面施肥が望ましい。市販の堆肥は出来れば使いたくないし、金もかかるから買いたくもない。だから内製している堆肥を使ってみようと考えた。完成している堆肥はイネワラ堆肥だ。少しだけ様子を見てみよう。ダメならそこでもう一度考えればよかろう。

 

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BOX内をかき分けて堆肥の様子を見てみた。黒々とした部分が土状になった堆肥だ。これを掘り出してバケツに放り込んでみた。

 

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光の影響で少し明るく見えるが、本物は黒々とした堆肥になっている。

 

これを畝の直下に放り込み、その上に土をかけ、さらにこの堆肥と土を混ぜ込み畝を作った。その後マルチを敷いて定植した次第。

 

使ったほうがマシ程度の効果なのだろうがそれでも使わないよりはマシだろう。

 

定植後はたっぷりと散水したが、GW最終日の夜に雷雨があったので活着はしてくれるだろう。

 

スイカの定植

今年のスイカは合計で3株のみの定植だ。さすがにこれ以上定植しては管理しきれない。ってか、管理する自信がない。

スイカは蔓を伸ばすので定植する場所はよく考えなければならない。他の畝に影響を及ぼす可能性があるし、出来ることならだだっ広いエリアにスイカだけを定植できるのが望ましい。
ご存知のようにスイカは弱酸性の土壌を好むらしい。当菜園はここ数年間有機石灰を使用してきたので土壌酸度は適切な状態にある(と思いたい)。だから植え付けに際し、新たに石灰を散布することはしていない。

 

定植する場所はここだ。

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乾燥状態が続いているので本来であれば植え付けに適した状態ではないのだが仕方がない。ここ数日間雨の予報がなかったのだから。

 

スイカなのでマルチは必須。

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3株定植するので3つ用意している。

 

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スイカは定植時こそ水分は必要だけれど、生育期には乾燥状態が好ましいと言われている。本当はビニルトンネルをしたいのだが、これもまた管理が難しいので風除け代わりの防虫ネットをセットする。

このエリアは比較的水持ちがよいから梅雨時には雨よけが欲しいんだけれどね。

 

定植はものの数分で終了。

植え付け前に植え穴に水を注いだ。十分に土壌に水分がある場合には水を注ぐようなことはしないのだが、今年は雨がない。

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一番奥にオレンジ色のスイカ。手前2株が黄色いスイカだ。今年は赤い大玉はやらない。ネットをかけたら終了だ。

 

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今後の作業は摘芯と敷きワラだ。ワラを調達する必要がある。