葉菜類→葉や花蕾を食す→虫害に注意
果菜類→実を食す→野鳥に注意
マメ類→実(タネ)を食す→播種後の鳥害に注意
根菜類→地表部以下(根部)が肥大化したものを食す→土寄せがポイント
野菜を収穫し、食べられるレベルまで到達させるためには上記挙げたような事柄は必須。さらに収穫逓増を目指すために追肥だの芽かきだの行う。野菜栽培を通じて管理という作業の手間隙と収穫した際の嬉しさは比例する。効用がマックス。ところが採れすぎると限界効用低減の法則が働いて効用は低下。そういうとき、近所の皆さんにお裾分けする。モチベーションも高まるというものだ。
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ここのところの気候で成長著しい野菜がある。それがニンジンだ。葉がネット上部までさしかかってきたのでそろそろネットを撤去すべきかもしれない。根部の肥大化が進んでいれば、仮にも葉をキアゲハの幼虫に食害されたとしても大した影響はない。だから根部の確認をするのが妥当だろうと思い、根部を覗いてみることにする。
ふむ、まぁまぁ順調に大きくなっているではないか。株数も多いし、このまま根部の肥大化を待つと急激に水を吸い上げたときに実割れする可能性がある。収穫開始は6月下旬といったところだろうな。太さを確認しながらの収穫となりそうだ。
さらにニンジンの畝には
隣の畑から飛んできたと思われる赤じそがちょうどいい感じの大きさになっている。
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何度も書くようにニンジン栽培のコツは発芽と間引きだ。特に今年の春のような乾燥期において発芽させるのは苦労するだろうが天候に合わせた播種計画を立てることで問題なく発芽に向かう。だから秋に収穫するためにニンジンを播種するのであれば、梅雨明け間近の7月中旬がよいのだろう。野菜本に書いてある通りだね。
ちなみに当菜園はニンジンの秋作は8月下旬の播種を予定している。8月下旬でもちゃんと11月に収穫出来るようになる。