11月。この日はお日様の機嫌が悪く、なかなか日差しを与えてくださらなかった。ここのところ好天が続いており、菜園の緑肥も順調に大きく成長している。この様子では冬を越すことができそうだ。
播種のタイミングが少し遅かったので心配したのだが、この程度まで成長してくれれば問題なく冬越しできる。
画像には、主にヘアリーベッチが写っている。マメ科の緑肥で匍匐性の緑肥だ。
匍匐性だから地面を這うように伸長していくのだけれど、地表面を覆うものだからその他の雑草さんが生えてくるのを防いでくれるのだ。また、ベッチには特殊な能力があるらしく雑草さんを駆逐する「なんとか」という物質を出して雑草さんを抑制するらしい。
「なんとか」が気になる方はググってみてください。アレロパシーだか、なんとかっていった気がするのですが・・・。
ベッチはマメ科緑肥なので根粒がつく。空気中の窒素分を地中に取り込んでくれるが、それよりも鋤き込むことで粗大有機物となることに期待している。
当菜園は緑肥による土つくりを行っている。
粗大有機物を鋤き込むことで土を肥沃にしようという試みだ。
しかし、この農法は一朝一夕には行かない。数年、いや十数年かかるかもしれない。家庭菜園レベルだからできることだろうし、色々と試しながら栽培できることが一番楽しい。