当ブログ管理人はどちらかというと、春夏野菜栽培よりも秋冬野菜栽培を好む。秋冬野菜が並んだ圃場はなんとも言えないほどの美しさを感じるからだが、「美しさ」などというものはかなり主観的で個人的なもの。中には春夏野菜こそ、とおっしゃる方もいる。それはさしづめ、
「異性の好みは千差万別」
「ラーメンの味の好みは十人十色」
「目玉焼きにソースか醤油か塩胡椒か」
「納豆にからしを入れるか否か」
程度のものである。
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根菜類を播種する予定のエリアも耕耘している。
まだ1回目の耕耘なので雑草さん達は鋤き込まれただけだが、何回かの雨をやり過ごした後で2回目、3回目の耕耘を行うことで有機物が分解される。有機物が分解された状態で播種する必要があるのでね、ここは丁寧に耕耘していくつもり。
先の栽培でジャガイモを定植したエリアも耕耘。除草目的で耕耘しているが、ここには秋冬野菜は播種定植するつもりはない。
不作だったという事実をかき消したい一心で耕耘したようなものだ(笑)
肝心の秋冬野菜専用エリアも耕耘が済んでいる。
1回目の耕耘なのでかなりざっくりとした感じの仕上げ。1回目の目的は雑草さんの除去。雨をやり過ごし、何回か耕耘することで雑草さんも分解。
計画では有機肥料の投入の予定はなくて、酸度を確認した後に苦土石灰を投入するかどうかを決める。
今年も例年通りの作付けになるだろうから、初期に肥効を効かせるというよりも成長の様子を見ながら追肥で対応の方がいいとの判断。多肥気味にするのはハクサイくらいかな。今年も播種して栽培します。
今回の幸運では、例年と同じようにかなりの雑草残渣がロータリー部分に絡みついて、それを除去するのに難儀しました。
イネ科雑草の枝葉は刈り込んでも簡単にきれるものではなくて、意外としぶとい感じ。だから相当量の残渣が絡みついていた。
しかもエンジンを高回転で回したものだから残渣が締まってしまって除去するのに苦労した。
こんなに絡んでしまうと土の表層のみを削る感じになって耕耘とは呼べないレベル。深く掘れてないなあと思うとエンジンの回転数を上げたくなるのだが、絡まった残渣を除去するのが筋。あまり無理矢理回すと故障の原因になる。
一通り耕耘が終わって、この残渣を除去する作業に取り掛かったのだが意外と時間がかかった。小一時間は要しただろうなぁ。
動画をつけました。
よろしければご覧ください。
ここまで綺麗にするのに、
20分ほど。
取り除いた残渣は
これじゃ回ってくれないよなぁ。