先日、タマネギエリアの草刈りと言いますか、育っていたエンバクを刈り取りました。
当初の目論見ではこの後に耕耘機でガラガラと耕耘し土つくりを行うつもりだったのですが、思ったよりも粗大有機物の確保ができましたので少し考えを改めようと思いました。
タマネギ苗定植まで時間がないので可及的速やかに方向付けする必要があります。なのえ寝ないで考えました(嘘)
方法は二つだな、と。
①耕耘機を走らせて表層に粗大有機物を混ぜ込む
②文字通り鋤き込む
①については、メリットとしては楽だし短時間で片付く。デメリットは表層に混ぜ込むだけで土壌改良効果はさほどでもなく、さらには定植まで間がないので腐熟しないままに定植することになること。また腐熟の過程で苗が傷む可能性があること。
②についてのメリットは粗大有機物を確実に地中に鋤き込めること。デメリットは地中の土を表層に出し、天地を逆転させるので肥料設計が必要になること。そして
しんどい
ことであります。
ま、タマネギだしそんな面積も大きくない。たまには天地返しも必要だろうし、何よりも硬盤が存在しているエリアでもある。ここは天地返しでもすっか、と思いました。
この日の早朝、天地返しするにはもってこいの空模様。今日は曇るって言っていたな。
この日も冷たい北風が吹いていました。活動するには少し寒い感じなので問題はないのですが汗をかいた後に体を冷やさないようにする必要があります。
さ、やるか〜。
手順はこうです。
1. 刈り倒した粗大有機物を寄せておく
2. スコップを用意する
3. スコップを全力で差し込み、差し込んだ部分の土を天地返しする
4. 天地を返した土の塊は隣に移す
5. 掘った穴は埋めない
6. 1列続ける
7. 粗大有機物をその穴、というか溝に落とし込む
8. 次の列を天地返しする
9. 天地返しした土の塊を、さっきの溝に落とし込む
10. 以降、3〜9の繰り返し
※動画にしています
大した面積ではないのですが時間がかかりました。
こんな感じです。
硬盤はこちら。
いくつか砕いてやりました(笑)
こうしてみると結構分厚いですね。
重量物が長年作り上げてきた代物です。こいつは硬盤破砕を人力でやるのは不可能ですね。粘土質ならともかく、砂質の硬盤層はキツいですからね。
地下15〜25センチほどの部分に有機物を埋めています。
表層は天地を返した土ですが、これは6年前に同じ方法で天地返しした、「過去表層だった部分」です。
表層には有機石灰と有機肥料を散布し、耕耘機で耕耘します。できたら堆肥とか腐葉土とかも散布したいところ。落ち葉堆肥を使おうかなぁ・・・。
肥料散布後、
晴れ間が見えてきましたよ。
頑張りましたな、と言ってくれているかのようです。
いやいや、これから仕事です。
疲れたなぁ。