自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

拾い物の小麦の種子を播いてみた

 

当ブログ管理人が住まう埼玉県北東部は田園地帯。

そこそこ農業生産高もありつつ稲作も県内では有数の地域。

 

当然に稲作は終了し、多くの田んぼでは根株をひっくり返しており百戦錬磨の農家さんは絶賛冬ごもり中というわけ。

 

当ブログ管理人調べで約2割ほどだろうか、稲作の裏作として小麦を栽培する農家さんもいる。土地を休ませることなく有効活用しているなぁと半ば感心する。圃場を冬場に放置することは生産性を下げる要因だもんね。休ませるか裏作するかは農家さんの考え方で決まる。

 

 

その約2割の農家さんは小麦を栽培するが、これも当ブログ管理人調べによると埼玉県北東部では裏作としての小麦の播種を12月はじめに行うことが多い。10年以上、愛犬六郎(漢字表記)の散歩をしながら田んぼを見て来ているのはダテじゃない。

 

小麦の栽培には目的があって、それはもちろん、

1. 小麦を売却するため

2. 自家消費するため

3. 稲作で使用した肥料、薬剤をデトックスするため

等が考えられる。でも百戦錬磨の農家さんは素人では思いもつかないような目的を持って栽培しているのかもしれない。

 

 

***

 

2020年の6月ごろ、愛犬ロクロウ(カタカナ表記)の散歩中、

 

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小麦と思われる穂を拾った。おそらくは収穫後の残渣かもしれなかったし、野鳥が引きちぎった収穫間際の穂なのかもしれない。

 

当ブログ管理人はその穂を拾い上げ、愛犬ロクロウとともに帰宅。そのまま玄関付近のある場所に放置していた。

 

 

 

時は過ぎ、ふと12月になり、周囲の圃場で小麦の発芽が見られるようになった頃、

 

そういえば小麦が・・・

 

と穂を持ち帰ったことを思い出した。

 

 

 

***

 

拾って来た小麦は、

 

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                    ↓

 

 

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                   ↓

 

 

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というように変態し、いわゆる籾の状態になった。

さて、籾の状態にしたものの、これをどうすればよいか20秒ほど考え込んだ。

 

 

 

そうだ、あそこに播いてみよう。

 

 

 

 

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そう、ここ(笑)

 

 

 

ちょうどうさぎの置物もあるし、殺風景なままだったので何かしらのドレスアップが必要だと思っていた。

発芽すればそれでいいし、発芽しなくてもなんら不都合はない。

 

うさぎと小麦、なんとなくイギリスの穀倉地帯的な趣があるなと。

 

 

 

小麦は播種後、鎮圧する必要があるのと、麦ふみが必須だ。

だから管理しやすい自宅周りがいい。

 

 

さて、どうなることやら。

まずは発芽するのか、乞うご期待。