自称週末ファーマーにとっては最悪な天気のサイクルとなった。
6月某日、その週の金曜日は晴れた。いい天気だったし気持ちの良い風も吹いてくれていた。土曜日。朝から雨が降った。しかもかなりまとまった雨量の雨だった。
その雨は日曜日の午前中まで続いた。
雨が上がったのは10時過ぎ。いくらここから夏のような天気になったとしても菜園に入ることはできない。チャンスは月曜日の朝か?
しかし、1日未満では乾かないだろう。
長靴の足裏に土がびっとりつくような感じだろうな。作業ができない、と考えた。
そして6月某日の朝を迎えた。
***
明日から曇天らしい。今日の日差しや青空は貴重なものになるかもしれない。
早朝から菜園に来て見た。雨をたっぷり含んでいて歩くと少しぬかるむ。硬盤層がある部分は足を踏み入れただけで
ズ ボ ッ
と足を取られる。
なんとか硬盤層破砕の足がかりを掴みたいという一心でセスバニアを播種したのは先週のことだ。
今回の雨で発芽してくれているだろうか?
まだ、目立たないけれど発芽してくれたみたい。
やっぱ古い種子なんか使うべきではなかったんだ。もったいぶって使わないということは結果的には使わなかったからこそ損をすることになるのだ。
菜園主はセスバニアが発芽したことを確認したので安堵した。
トウモロコシ。順調に大きくなっているな。追肥、必要だろうか?
でももう少し茎が太くなってくれたらいいなぁと思った。それなら追肥するか。
よく見ると
出穂する寸前だった。
時期的にはアワノメイガにやられるだろうな。仕方ないな。農薬撒くかな。
ナス。収穫できそうないい感じの実がある。
収穫しても良かったんだけれど、あと1日待ってもいいような気がした。明日朝収穫しにこよう。
オクラと空芯菜。
順調だね。
サトイモ。
雨が降ってくれたので元気そうだ。雨が多いとサトイモは元気になる。そして安納芋も大きくなってくれるだろう。
スイカにカラス除けを施した。
この埼玉県北東部でもカラスなどの鳥類ではなくハクビシンなどの獣類が菜園を荒らすことがあるという。
カラス除けにはなるけれど、ハクビシンに来られたらダメだろうな。もっとも当菜園でハクビシンを見かけたことはないので大丈夫だろうが、カラスには毎年やられているのでね、対策をしておかないといけない。
カラスにはこの程度で十分。