サトイモは種芋を植えてしまえばあとは放置できるナイスな野菜だ。
もちろん、そんなサトイモにも短所はある。それは栽培期間が長いこと。5月半ばから定植し始めて11月初旬に収穫(当菜園基準)。
だからそれなりの時間と場所を占有することになるのでよくよく考えて定植場所を選定しなくてはならない。
もっとも普通の家庭菜園ではなかなかサトイモを栽培することは難しいかもしれぬ。
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サトイモは肥料喰いだと聞きますが、当菜園では積極的に追肥したことがない。肥料を与えないでも立派な芋がつく。
乾燥にはめっちゃ弱いので当菜園の場合には用水路沿いに定植することで散水しやすい環境を作っている。この点についてはラッキー。用水路が近くにあってよかったなと。
で、現在のサトイモの様子。
ちと株間狭すぎたかな。芋が小さくなっちゃうな。
2021シーズンは新しく種芋を用意して定植。2022シーズンは2021シーズンの子芋を保存してそれを親いもにする予定だ。サトイモの種芋は高価なので購入するのは2年に一度。
昨年収穫した芋のうち、食用には不向きなのは廃棄するが、廃棄した芋から芽を出すことがある。
実に、こういう芋に限って立派な葉っぱだったり芋だったりをつけることがある。家庭菜園あるあるだ。
でも、当菜園の場合には廃棄した野菜には決まって例のヤツが取り付く。
これ以降、イモムシ画像が出てくるので注意されたい。
そろそろ登場。
以下、イモムシ。
セスジスズメの幼虫だ。
大食感なのですぐに葉っぱがなくなっちゃう。最も廃棄した芋なのでイモムシはそのまま放置する。どうせ野鳥が見つけて食べられてしまうのだから。
ちなみにセスジスズメの幼虫にはツノみたいなのがあるが、人を刺すことはない。