当菜園では落ち葉堆肥を内製しております。落ち葉堆肥とか言っていますがそんなに大それたものではなく拾い集めた落ち葉を積み上げておくことで堆肥化させていくというものです。
積極的に堆肥化させることはしておりませんで、よく農閑期の野菜本に書かれているような「踏みつける」とか「散水する」とか「米ぬかを散布する」と言ったような作業はしていないのです。
米ぬかがあり、使途がなくなった場合には散布することはありますがそれ以外特別な何かをすることはありませんね。
落ち葉堆肥を内製するための落ち葉は晩秋から初冬にかけてセッせセっせとかき集めてきます。
昨シーズンかき集めた落ち葉はまだ放置されている状態。
ずいぶんと放置してきましたので雨だの雪だのが降りましたので水が溜まっていますね。
これらの落ち葉は専用のBOXに積み上げておいて自然に堆肥化されるために相当な時間がかかってしまいます。2〜3年はかかるかなぁ・・・。
ここは田園地帯のクソ田舎な地域ですので落ち葉を積み上げておくとカブトムシがやってきて産卵します。やがて幼虫が落ち葉を食べることで排泄しますので、それが良質な堆肥を生み出しているというわけです。幼虫が落ち葉を食べてくれることで堆肥化が進行し、リン酸を豊富に含むフンをすることでさらに良質な堆肥になるというサイクルですね。
カブトムシの幼虫だけでなく、ミミズさんも、その他微生物が落ち葉を堆肥化してくれます。
昨年新設したBOXですが
2020-2021シーズンに集めた落ち葉が積まれています。その上に2021-2022シーズンの落ち葉を積み上げていくことになります。
一方で、すでに堆肥化されているBOXがこちらで、ですね、
ここには新たな落ち葉は積み上げていません。あまりにも堆肥化が進みすぎてカブトムシの幼虫が住み着かないのと、堆肥を使ってあげないと新たな落ち葉が詰めないという事情があります。
完全に堆肥化と言っても腐葉土と言えるようなものもあります。
画像は腐葉土に近いものを撮影しましたが、もう少し下の層には堆肥ががっつり存在しています。
とはいえ、当菜園全体に展開できるほどの量はありませんので一部限定的に使うことになります。
現在ではタマネギの土つくりであったり果菜類の栽培であったりに使用しているのが現状です。
結構使ってあげないと新しく落ち葉を拾っても積めないよな?
落ち葉拾いはなかなか良い運動になるので晩秋から初冬のルーティンにしています。さっさと堆肥を使ってどんどん拾うか。