世の中には促成栽培とか抑制栽培とか施設園芸農業によって年中食べることができる野菜があります。
そうですね、ピーマンとかナス、キュウリとかですかね。
一年中食べられるのは幸せなことですが、それでも旬の時期に食べるそれとは比較にならないです。
やっぱ旬の時期に食えるとうまいですからね。
例年、ナスとキュウリを作っていますが、どちらも供給過多で消費が追いつかないほど。それぞれ2株ずつくらいしか栽培していないのですがそれでも夫婦2人が食べるには十分すぎるほど。
今年も台木がトルバムビガーの千両2号を栽培しています。
この時期に付く花は摘花します。まだまだ成長にそのパワーを回して欲しいですからね。
このタイミングで不要なわき目も摘み取ります。
不要じゃないわき目?
あ、そうなんですよ。
ナスは3本仕立てにしたいので一番花の直下の脇芽は伸ばしますので摘み取りしません。
わかりますか?
これじゃますますわからないか。
中央に見えるのが一番花の摘花した跡ですね。素pの下に脇芽が出ています。これは伸ばしておきます。
一番花の直下の脇芽は勢いよく伸びるのでその性質を利用する、ということです。
主枝と脇芽2つを伸ばして3本仕立てに仕立てていきます。
そろそろ支柱をセットしてもいい頃合いかもしれません。当菜園では支柱をセットした後は枝をぶら下げる感じで誘引していきます。
果菜類は下垂させると実付きが悪くなると言われていますからね。支柱にくくりつけるというよりも紐をうまく使ってぶら下げつつ枝を気持ち持ち上げてあげるくらいの感覚で誘引していく方法を採用しています。
ナスは成長が早いので栽培していても楽しいですね。