4月初めにエンバク野生種である「ヘイオーツ」を播種し、2ヶ月が経過しました。そもそもエンバクを播種する理由ですが、主に理由は3点ありますね。
・理由1:連絡連作障害の軽減
・理由2:粗大有機物の確保
・理由3:景観
エンバクは通年で2回ほど播種します。4月には秋冬野菜専用エリアに、9月には春夏野菜専用エリアにそれぞれ播種しています。
特に秋冬野菜にはアブラナ科が多いですからどうしても時期ごとに栽培エリアを分割して運営している以上、連作になってしまいます。
なのでできるだけ連作障害を軽減させたいという目的でエンバクを活用しているという次第です。
さらにはエンバクを土にすき込むことで腐植になりますね。
要するに土つくりの一環でもあるということです。
2021春シーズンでは4月に播種していますので2ヶ月経過した6月初めに刈り倒すことができます。約2ヶ月栽培しないとセンチュウ低減効果が出ないと言われているからです。
今回、エンバクを刈り倒しつつ、市道沿いのクリムソン(枯れたもの)を細断することが本日の作業のマストの1つでした。
市道沿いのクリムソンクローバーの枯れ果てた姿。
こんな色合いになっちゃうんですよ。汚らしく見えます・・・。
このまま放置しておいても腐熟して朽ちて行くのですが、やはり綺麗にしておきたいと思っていますので細断することにしています。
細断後、しばらくして耕耘機を走らせます。梅雨の晴れ間を狙って耕耘機を走らせる感じですかね。
細断はあまり細かいことは気にせず、草刈機を振り回すだけです。耕耘機をかければ枝葉は砕けてくれるので細断することもないのですが、できるだけ細かくしようと。
細断後、
大して変わってませんな(笑)
エンバクも刈り倒しましたが、afterの画像を撮影するのを失念していました。残念。
エンバクは本来刈り倒した後ですき込みしたいのですが、例年放置、エンバクが十分腐熟した後で耕耘機を走らせることにしています。