自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

2021秋シーズンの緑肥

 

雨は降りましたが、これで一つ季節が進んでくれそうです。

 

確か数年前にも9月末から10月1日にかけて台風がきたと記憶しています。確か2018年だったでしょうか?

 

一雨ごとに野菜は成長し、一雨ごとに季節が進む。毎年のことですがね。こうやって年をとっていくんですなぁ(来年はもう50かぁ)。

 

 

 

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秋シーズンの緑肥をご紹介しましょう。

 

 

 

え?

 

 

いらない?

 

 

 

そんなことおっしゃらないでくださいよぁ。

 

 

 

 

 

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まずはエンバクですね。

9/12に播種したエンバクですが、エンバクはイネ科。初期生育が比較的遅めです。今回はあまり広くない面積に対して2kg播種しました。もうしばらくもすると、緑の絨毯が完成します。

 

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ちなみにエンバクはオートミュールの原料です。愛犬ロクロウも大好きでエンバクの葉っぱをばくばく食べます。まるで飼い主が餌を与えていないかのように。

 

 

 

続いては、と言ってもこれで最後ですが、クリムソンクローバーです。

 

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市道沿いにクリムソンクローバーを自生させています。冬でも緑を保つことができますし、GW前には真紅色の花を咲かせます。

最近、近所の農家さんの奥さんが「あまりにも綺麗だから何本か摘んでしまったよー」とか言うの「黙って持っていくのは反則ですね」と言ってやりました。もっとも黙って持っていっても構わないんですけどね。

 

クリムソンクローバーマメ科の緑肥。冬越しして梅雨に入る頃に枯れ果てます。こぼれた種子は萌芽力が強く、夏の終わりになると発芽してくれます。

 

 

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産毛、みたいなのが見えますね。

クリムソンは意外とアブラムシがくっつきますので、それを目当てにてんとう虫がやってきます。花が咲く頃には蜜を目当てにミツバチもやってきますね。

 

 

 

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現在では合計で3種類の緑肥が生育しています。エンバク、クリムソン、セスバニアですね。ただあちこちでヘアリーベッチという緑肥も零れ種から発芽しているような状況です。緑肥を使用する際の注意点としては管理を適切に行って雑草化させないこと、ですかね。

 

景観用にも、硬盤破砕にも、有機物生産にも、窒素共有にも、いろんな使い方ができるのも緑肥の魅力です。