自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

確かあの日も金曜日だった

 

今日は3月11日金曜日ですね。

2011年3月11日も金曜日でした。そう、東日本大震災の日です。人間というのは仕方ないもので徐々に記憶が薄れていくんです。だから節目節目でこうして文章にしてみることで記憶を辿るようにしています。

 

あの日は大変だったなぁとか今にして思えばたった数文字で表現できるのですが、当時は先の見えない中で日々が不安だったのだと思います。

 

 

こんなクソ田舎な土地に住んでいますがガソリンは買えなかったし停電も続きました。計画停電とかいうのもあったしとにかく不便でした。

 

あのような不便な思いをしないようにいろいろな準備をするのですが、「忘れた頃にやってくる」のでね、平時の頃から備えはしておくべきなんでしょう。

 

 

そう思ったので先日乾電池を買いだめしました。

 

 

 

 

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昨年秋に採取したセスバニア の莢。そろそろ種子をとっておくか。備えあれば、だしな。

 

 

3.11に思いを馳せながら黙々と採種の作業を行っていました。

 

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一冬中乾燥させていましたので取りやすかったです。それでもかなりの分量がありましたので小一時間はかかったかなと思います。

 

 

 

意外とですね、この莢が固くて

 

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なかなか分解しないんです。燃やしてやろうかなとさえ思えるくらいです。

 

 

 

 

実際に採種できた種子は

 

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重さにすると100gあるかないかといったところでしょうか。

梅雨に入る頃に菜園に播種する予定です。硬盤破砕目的で使用しています。単年ではなく数年にかけて実施していく予定です。

 

 

 

 

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こんな小さい種子ですが頑張って欲しいです。

 

 

 

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晴れた日に傘を持って備えよ、ではないですが準備できるときに準備していくことで有事に対応できるように、というのがリスク管理の基本ですかね。

 

セスバニア の種子が欲しいと思ったときには売り切れている、というような経験をしたことがあります。特にセスバニア は種子を売り出す時期が遅めですし数量も少ないです。希望される方は早めに申し込んだ方がいいですよ。

 

 

え?

 

 

 

セスバニア なんか使わない?

 

 

 

 

そうですか。

 

 

残念ですなぁ。