先日自家用車で妻と外出をしていたところ、妻が突然、
と宣うた。
しかもなんの前触れもなしに、である。
確かに走っていた国道の中央分離帯にはセイタカアワダチソウが跋扈しており「背高」という名前に恥じないほどの草丈で立派なものだった。
ジャ●ーズオタクの妻が「セイタカアワダチソウ」なんという名前を知るはずがなく、さしずめTVか何かで見たのだろう、「セイタカアワダチソウ」と得意げに呟いたのだ。
セイタカアワダチソウがどうかしたのかと問うと一言、「邪魔臭い」というではないか。いや、確かに中央分離帯にそびえてしまうと邪魔くさい。それにご存知の方も多いと思うがセイタカアワダチソウは茎がしっかりとしておりなかなか倒れにくいのだ。
そんなセイタカアワダチソウは外来種で厄介者なのだ、と伝えてあげるとどうしてそんなもんがやってきたのだろうかねと尋ねてきた。
世の中知らないことだらけだ。
「うーん、わからないな」と答えると妻は花粉が飛んできたのかなと質問した。
世の中はわからないことだらけだ。
世帯主は話題をそらそうと試みた。
セイタカアワダチソウは薬草なんだよと伝えた。お風呂に入れると泡立つんだってさ。
すると妻は信じられないといった表情をした。
「それ以上のことはわからないからググって欲しい」というと「わかった」と答えた。
目的地に着くまでの間、必死になってググったらしい。彼女はググった結果を説明することなく静かになった。テールライトを見ていると眠くなるらしい。子供か!と突っ込みたくなった。
静かになった彼女の横顔を見て呟いた。
「我が家にはセイタカアワダチソウに負けないくらい草丈伸びたやつがあるぜ」と。
***
自宅ではサニーレタスとシュンギク、そして茎ブロッコリーが育っている。8月下旬だったか9月早々だったかは失念したが、その頃に定植したサニーレタスは
タワーのようにそびえ立つようになり、面白半分にこのまま放置している(笑)
しかしひでぇなぁ・・・。
がっちりした茎が見える。セイタカアワダチソウの茎もがっちりしているんだっけ。
菜園では玉レタスの収穫が始まっているのでタワーになったサニーレタスは収穫していない。もっとも収穫しようと思えばできるし、食べようと思えば食べられるのだけれど、玉レタスが収穫時期を迎えているのでできれば良品をいただきたい。なので勿体無いけれどタワー型サニーレタスは放置しているのだ。
こんなこともあろうかと予測していたのでサニーレタスは苗を育苗し新たに定植している。
いつになったら収穫できるかな? 11月下旬あたりかなぁ??
シュンギクもこんな感じだし、
茎ブロッコリーも
害虫さんの襲撃を受けている状況だ。ネットもしていないしやはりこうなるよね。
葉っぱの裏側についたイモムシは手ですりつぶしたので現在はイモムシはいない。小さい段階なので手ですりつぶしても問題なし。このくらいできないと家庭菜園などできないし、やっつけるには手っ取り早い。
***
それにしてもタワー型サニーレタスは放っておくとどこまで伸びてくれるだろう?
あんなものが植わっているのは恥ずかしいので撤去したい衝動に駆られる。
自宅にもエンバクを蒔いておいた。
ここんところ連作だし土に有機物を入れたいと思ってね。ある程度伸びたら鋤き込もうかと考えている。
(菜園よりも成長が早いのはどうしてだろうか? 播種時期は同日なのに)