自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

タマネギエリアの準備を始めました

 

実は10/22から九州に出張しています。前回の出張と同じエリアに来ていますが、アフターコロナということでこのような出張が増えつつあります。来月も出張の予定がありまして、次も九州ですが今回とは異なるエリアなんです。これでもなかなか忙しくしているんです(笑)

 

こちらに戻ってくるのは10/27です。11月が迫っています。サトイモの収穫とかタマネギの定植などイベントが入っています。なのでできるだけ準備できることは準備しておきたいと思っている今日この頃であります。

 

 

例年、タマネギ苗の定植は11/3前後で行うのが当菜園の習わしであります。

 

なのでおおよそ1ヶ月前には土つくりを始めておかないとなりません。だんだん気温も落ち着いて来ますので微生物の活性も下がりますからね。早めに対応しておく必要があります。また台風もやって来ますからね、たまに。忙しい時に限ってビンゴ!ってなるので準備だけは早めに済ませておきましょうか。

 

 

タマネギの準備ですが、圃場に肥料を散布して耕耘しておきます。2〜3週間おいた後で再度耕耘しマルチングします。そして定植。

これだけのことですが何事も段取り八分と言いますからね。

 

 

 

タマネギの定植エリアは

 

 

こちら。こちらは砂質地で、下には硬盤が存在しています。少し高畝にして定植することになりましょう。

 

 

 

こうしてみると細かくて小さい砂のようなものが見えると思います。ここも土壌改良して肥沃な土にしたいのですがね。なかなか時間がかかります。

ベッチを蒔いたりクリムソンを育てたりセスバニアを育てたりいろんなことを試しました。ようやくタマネギは問題なく作れる土になって来ましたが、まだまだたりませんね。

 

 

数年前からこのエリアを肥沃にさせる目的もあり、タマネギ栽培の折には落ち葉堆肥を投入することにしています。

 

 

もうかれこれ10年近く積み上げている落ち葉は、下層の方が堆肥化されています。堆肥化、と言っても人為的に堆肥化させることはしていません。自然に腐葉土になり堆肥になり、ということで手を加えない形で堆肥化に成功しています。

 

結構カブトムシの幼虫に活躍してもらってましてね、彼らが上質なフンをしてくれるおかげで堆肥ができるようになりました。

 

 

堆肥は畝にたっぷりと散布します。

 

 

有機肥料も散布しました。この有機肥料の中には石灰分も含まれるということで今回は苦土石灰の散布はしておりません。

 

 

 

白くてコロコロしたやつが有機肥料ですね。

そして菌糸がぎっしりある落ち葉のかけらもあります。これには微生物がたっぷり含まれているんでしょうか。なんかすごいですよね。

 

 

 

 

この黒いのが堆肥の塊ですので少し崩して見ましょうか。

 

 

 

しっとりしているけれど触ると崩れるほどの団粒構造になっています。理想的な感じで満足しています。さ、この後で耕耘することにしましょう。

 

 

 

自宅に帰り、耕耘機をもって来ました。

 

 

さっさと耕耘しますかね。

 

 

 

 

耕耘は2往復。堆肥を土に馴染ませるように耕耘しました。

水分量もちょうどいいですね。

この後数回の雨をやり過ごしてから再度耕耘します。そしてマルチングするなどして定植の準備を整えていくことになるでしょう。

 

 

ついでに境界エリアも耕耘。ここは除草目的です。

 

 

 

タマネギはスケジュール通り11/3頃に定植予定。