当菜園では、特に秋冬野菜栽培においてマルチング+防虫ネット仕様で栽培するようにしています。
メリットは書くまでもないですね。
同時にデメリットもあるんですよ。
ネットをすることで安心感が出てしまい、害虫への対応が後手になる可能性があるんです。またネットを被せる作業は割としんどいので頻繁に開け閉めすることをしなくなるんです。そうするとイモムシの発見が遅れることにつながるので、ネット栽培は一方ではリスクを抱えることにもなるんです。
マルチについては、後片付けがめんどい、というのもありますが、穴が空いたところにヨトウムシが潜みやすくなるという弱点もあります。
なかなかね、ウルトラマンのように必殺技なんてないんですよね。
でもね、周囲の畑ではハクサイをネットなしで栽培している人もいるんですよね。あれって害虫対策はどうしているんだろう? 本当に葉っぱも綺麗なんですよ。農薬かな? 今度持ち主がいたら聞いてみようかな?
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てな訳で週1回は必ずネットをオープンして色々な観察を試みようと思っております。
今回はブロカリのネットを開放してみたいと思います。
そろそろ花蕾がついてもいい頃合いなのですが・・・。
開けました。
葉っぱがネットの上部に達しているためか、葉っぱの先端がお辞儀しています。本当はネットを外してやりたいのですが、花蕾が確認できるまではネットはしておきたいわけです。肝心の花蕾が食害に遭ったら意味ないですからね。
全体としては葉っぱの色も健全で、そして何より害虫被害が見えないところがナイスです。ネットの裾のところに小指サイズのヨトウムシがいましたから心配したのですがね、深刻な食害痕は見当たりませんでした。
まずはブロッコリー。
どうも花蕾は見えませんね。
次にカリフラワー。
例年だとカリフラワーの方が早く花蕾がついたような気もする・・・。
なさそうですね。
最後に茎ブロッコリー。
花蕾が確認できました。
まだまだ小さいものなので収穫はもう少し先になりそうです。
茎ブロッコリーに花蕾がつきましたが、ブロッコリーに花蕾がつくまではネットは外せないですね。
ただ葉っぱがネットを押し上げることになるとネットをしている意味もなくなるのでなかなかどうして外すタイミングって難しいと思う今日この頃です。