自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

果たして無事に活着できるのであろうか

当ブログ管理人は幼少の頃から園芸的な分野に興味があったわけではない。むしろ逆で興味なんてなかったと言った方が適切かも知れない。

 

(その昔の多くの男の子がそうであったように)植物よりも昆虫などの生物の方に興味があったわけで当時のことを考えると40年後に家庭菜園的活動をはじめとする園芸的活動に勤しむことなど考えられないことだった。

 

 

母方の祖父母は農家だ。オジキは兼業農家だから園芸的活動というのは身近なものであったに違いなかった。

だが、実母は土いじりが嫌いな人間だったので花木を愛でるといった行為を見たことがない。それゆえ幼少の頃から土いじりというものに縁がなかったのだ。

 

 

***

 

今ではひょんなことから家庭菜園的活動を行うようになった。

 

***

 

我が家は一年草よりも多年草を好む。

一年草は季節が来れば息絶えてしまうが、多年草は管理さえしておけば毎年花を咲かす。だからと言って一年草を植えないわけではないが、一年草は旬なものとしてお庭にアクセントを与えることになる。

 

この時期なら、有名どころでは、パンジービオラカレンデュラなどだ。真冬でも可憐な花を咲かせくれる、ありがたい一年草だ。

 

一方、我が家にある多年草は、オキシペタラムやクレマチスクリスマスローズ

今回、クリスマスローズを株分けしてみた。

 

実はクリスマスローズの株分けは夏に行うべきものである。だがクリスマスローズの手入れを行なっているうちにどうしても株分けしたくなり、強行してしまったという次第。

 

 

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このように一年前の葉が茂っているので、これらの古い葉を切ってしまい全体的にスリムに姿を整えた。

 

 

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これらは毎年開花し、コボレダネからいくつかが発芽している。

 

 

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コボレダネで発芽した株はまだ小さい。それもそのはずで元々の親株はここに定植して約10年が経過しているのだから。

葉を整理しながら、時期ではないけれど、株分けしてみようと思い立ち、今回はこのコボレダネで発芽した株を移植することと相成ったわけである。

 

 

注意深く掘り起こすも、やはりだいぶ根をちぎってしまっていた。移植したはいいけれど無事に活着するか気になる。

 

移植した株はまずはプランターで育てる。

 

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全部で5株、ん? 5株?

 

 

あ、6株だ。

 

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小さめの株はこのようにプランターで大きくしてから再び地植えする。

 

一方、それなりに大きな株は南東の角地に移植された。これらも無事に活着するかどうかは神のみぞ知る、といったところか。

 

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そもそもクリスマスローズの株分けは夏場にやると言われている。根の活性が低いからなのだろう。この時期、活性度は高いみたいだし、やや強引ではあるものの移植してしまったので無事に活着してもらいたいと思っている。

 

落ち葉拾いの2回目も300リットルくらい

先日のブログでまだ公園の落葉樹が落葉しておらず、と述べた。

 

本エントリは11/22付であるものの、これから貼り付ける画像の撮影日は11/9である。この記事がエントリされる頃には落葉は始まっているだろう。

 

 

 

で、

 

 

 

11/9は土曜日であったが、家庭菜園的活動は収穫以外にないし、タマネギの定植もすでに終えている。とすれば落ち葉拾いくらいしかやることがない。

まだ落葉していないし、と思いつつ、だんだんとウズウズしてきて、ウズウズするくらいなら落ち葉拾いに行こう、と思い立った。

 

ということで今年2回目の落ち葉拾い。

 

 

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案の定、落ちていない。時刻は朝7時。

集められるだけ集めよう、と考えせっせと落ち葉を拾っていると、公園の職員と思われる市役所員に

 

よろしくお願いしまーす

 

と声をかけられた。

 

当ブログ管理人をどっかの業者と間違えたのかもしれない。業者よろしく、

 

毎度お世話になっておりまーす

 

と応えた。だんだん自分がテキトウ人間になっていくのを感じた。

約30分ほどの作業で、前回と同じ量の落ち葉を拾い集めることができた。

 

 

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これらの落ち葉は菜園の落ち葉堆肥BOXに放り込まれる。

 

 

 

放り込んだ様子がこちら。

 

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もう一杯だ(笑)

 

 

やはり低層部にある堆肥そのものを消費しないことには十分な量の落ち葉を入れることができないのだ。

掘り起こすにももう一つ別のBOXが必要だよな。やっぱもう1基設置しないとダメか。

 

 

2割引

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ダイコンの葉にてんとう虫が張り付いていた。

てんとう虫は当菜園にとっては益虫。

緑色の葉に赤いてんとう虫。ふむ、映えだな。

 

 

***

 

先日、あるHCに行き、一年草を購入した。購入したのは冬の花、パンジーだ。

 

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暖色系を5株購入した。さてどこに植えようかな(笑)

 

 

南東の角地にガーデンモスを敷き詰めたかったため、ガーデンモスも購入しようと物色したのだが、見つけたのはパッケージが古びたもの1つだけだった。

 

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このような有様だったので店員さんに、

 

「パッケージが新しいのはないのか? 古いと破けてしまって保存性が良くないのだ」というと、在庫を調べてみるという。

 

1〜2分後、

 

「在庫がなくて・・・」と店員さん。

 

「ま、古くてもしょうがないか」

 

「2割引でどうでしょう?」

 

「うん、買う」と即決。

 

 

こうして2割引のガーデンモスを手に入れた。少しだけ得した気分になれた。

 

 

2019年安納芋の収穫

雨の多かった梅雨、雨の多かった10月、そんな2019年。当菜園の安納芋が史上最高の収量であったことを報告したい。

見るからに葉の展開が今までは異なるものだったし、雨が多かったという気候も相まって過去一の出来具合になったものと推察される。

 

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収穫直前の安納芋。11月半ばになろうというのにまだ葉が展開している。例年なら霜でやられている頃だ。

 

まずは茎と葉を除去し、マルチを剥がすところから始めなければならない。

 

よいしょ。

 

 

 

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昨年よりも土の状態も良さそうに見えた。

サツマイモは連作すればするほど土がよくなると聞いたことがある。実際に試してみるとそんな感じがした。

 

 

サツマイモは地際の茎が太ければ芋も大きく成長していることが経験的にわかっている。茎の様子を見てみる。

 

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そこそこ太いものからかなり太いものまであった。こりゃ期待できそうだ。

 

 

まずは1株目。

 

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土を弄ってみると、出てきた、出てきた。

安納芋は丸くなるのかね? 細長くならないのかな?

引っこ抜く。そこそこのサイズのものが収穫できた。

では次。

 

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でかいのが出てきた。

 

 

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今年の安納芋はかなり大きな芋ばかりが取れた。大きくなりすぎじゃないのか?

 

 

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太陽に当てて少し表面を乾かそう。

大きすぎると調理するときに困ってしまうのでそこそこのサイズを期待していたのだが大きくなりすぎてしまったようだ。

安納芋は焼き芋にするために栽培したようなものだからあまりに大きいと焼くのに難儀してしまう。さて、たくさん取れすぎた。どう処理していこうかな?

 

 

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こうやって眺めてみるとよく分かるかもしれない。

 

 

収穫後、おおよそ1ヶ月くらい熟成させるために放置しておく。その後、炭火で焼き芋にする予定。

 

 

いや〜、それにしてもデカすぎだなぁ。

 

ニンジンが必要となるような世界観とはどんな世界観なのか、あなたは知りたいか

ブロッコリー

 

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まだまだ握りこぶしよりも小さい。例年に比べると生育が遅いのかもしれない。なにせ天候が良くなかったから。

 

 

***

 

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これは自宅のプランターで育てているニンジンだ。このサイズ感だととてもじゃないけれど五寸にはなりそうにない。プランターではなくやはり地植えした方が育ちが良いのだ。なかなかどうしてプランター栽培は難しい。

 

***

 

我が家は南東側が生活道路に面しており、かつ周囲には高い建造物がないため日当たりが良い。南東の角地、我が家では三角コーナーと呼称しているが、今秋より模様替えをする予定でいた。

 

つい先日まではハーブの類がそだっていた。そこに球根植物など旬な時期に旬な花木が見られるようにしていたのだが、年齢を重ねるにつれてだんだんと管理が行き届かなくなってきた。

 

さらに我が家ではバラをいくつか育てており、しかもプランターでの栽培が多いことから特に水管理が大変。あげすぎてもダメだしあげなくてもダメ。プランターは難しい。水管理もそうだし、肥料管理も適切に行わないと害虫被害が大きくなる。特に夏場はすぐに水切れを起こす。

 

細君から頼まれた。

 

南東の角地の世界観を表現するのにニンジンが欲しい

 

とのこと。

 

 

何のことだ?

さっぱりわからない。

 

 

どうせプランターのニンジンは収穫できそうにもない。ニンジンは菜園でも栽培しており、どうせこのままダメにするよりも何か役立てることに使ってもらった方がいい。

 

 

まぁいいけど」と応じた。

 

 

するとこうなった。

 

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なるほど。

 

ウサギにはニンジンだな。

 

合点。そういう世界観ね。

 

 

ダイコン収穫開始

夕食のメニューでおでんを採用したのでダイコンが入用になった。どうせだったらスーパーで購入するのではなく菜園のダイコンを試しに収穫して見るのはどうか、収穫したものをおでんに投入するのはどうか、と考えるに至り試しに収穫することにした。

 

菜園に行くと、特に意味もなくハクサイの畝を覗き回った。すると、

 

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雨が多かったせいだろうな、ハクサイ1株が病気になっていた。他に伝染しても嫌なのでさっさと除去した。今年は相当降ったんだろうな。例年だとこんなことはないのに。

 

するとダイコンも気になってしまう。

見た目、何の問題もなく見えるのだがひょっとしたら病気になっている株があるのかもしれない、そう思うと何だかドキドキしてきた。

 

 

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これを収穫してみよう。

気になったので2株抜いてみた。

 

 

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ふむ。

 

 

問題はその下だった。

 

 

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いや〜、セクシーダイコンだった。

 

 

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いや〜、病気じゃなくて何かにかじられていた。

 

 

今年は異常気象なのだ、と思いつつ、おでんにする分には何の問題もないと思い、菜園主は満足して持ち帰った。

 

 

昆虫世界も同様に、人生の大半は思うようにいかない

落ち葉拾いを始めた頃の自宅のお庭の様子をご覧いただこう。

 

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紅葉してる(笑)

 

 

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サニーレタスタワー。見事なとう立ちだ。ひどいものだ。

それでも葉を摘み取れば美味しく食べられるので重宝しているのだが。

 

 

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ニンジン。たった2株しかないニンジン。それでもこうやって日増しに大きくなってくれる様子を見ると嬉しい。播種した時期が、菜園に比べれば遅かったので菜園のものとは大きさが全然違うけれど。

画像のニンジンは同時期に播種したものだけれど、発芽した時期が違う。秋冬栽培は1日の遅れが今後の成長に大きく影響する。

 

 

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こうして見ると、ニンジンの葉はとても可愛らしい。

 

 

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こちらはこれから根部の肥大化が始まる。

ん?

 

 

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羽のないバッタがいた。誰かに襲撃されたのかもしれない。昆虫の世界も世知辛いのだ。思うようにいかないのが「生きている」ということなのかもしれない。

 

 

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自宅のダイコンも急成長してきた。根部の肥大化が始まった。

 

 

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ダイコンは菜園のものが収穫適期。時期ずれで収穫できるのが嬉しい。

 

 

2019年落ち葉拾い

当ブログ管理人は休日であっても起床は早い。

習慣化しているというのもあるけれど、愛犬ロクロウの散歩という使命感から早起きをしているというのが理由かもしれない。もっとも雨の日は行きたがらないから雨の日だけはゆっくり起きることもある。

 

巷で言われるところの早起きのメリットについてはググって欲しいのだが、当ブログ管理人が考える最大のメリットは

 

明るい時間帯を有効に活用することができる

 

だと思っている。夏なら明るい時間帯が長いので1日が長く感じられるし、冬場は明るい時間帯が短い。明るい時間帯にやるべきことは多々あるのだ。

 

 

とはいえ、同量のデメリットも存在するのかもしれない。夜の時間帯にしかできないこともあろうし朝早起きができない方もいらっしゃるだろう。早起きなんかしたい人がすればいいのだ。

朝早いとコンビニ以外のお店が開いていないので朝食を取りたいときに困る、程度のデメリットは感じる。

 

 

***

 

先の休日、好んで早起きした当ブログ管理人は思い立って落ち葉拾いに行った。

 

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今年はまだまだ落葉していない。落ちている葉は台風かなんかで落ちてしまった葉ではないだろうか。だいたい落ちている量が少なすぎるし、それに・・・

 

 

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ケヤキクヌギもまだまだ青いままだった。

例年だとケヤキは今頃から落ち葉拾いできたし、クヌギは12月に拾えた。今年は変な天気だったから遅れているのかなと考えた。

 

 

それでも落ちている分は拾ってしまおう。

せっせとかき集めること30分。おおよそ300リットルの落ち葉を拾った。

 

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早速菜園の落ち葉堆肥BOXに放り込む。

 

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放り込む前。今年はそんなに拾えないな。空きが少なさそうだ。積んでおくか。

 

 

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放り込んだ後。

 

 

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バッファがこれしかないわ。

 

 

***

 

12月中旬にかけて落ち葉拾いをする予定。落ち葉堆肥BOXを拡張しようかどうか悩んでいる。

 

 

今回は積極的にもみ殻を堆肥化させてみたいのだが

今回のもみ殻堆肥作りは以下のように行う。

 

①プレーン

②積極的に堆肥化

③過去の作り方を踏襲

 

今回、もみ殻を積極的に堆肥化させるとどのくらいの期間で堆肥化できるのか確かめたくなった。①〜③も大して期間に違いはないのではないかと思えるが何事も試してみないことにはわからない。

 

①プレーンはもみ殻そのものだけを利用し、生ごみ(とは言っても野菜クズのみだけれど)を分解させていく中で堆肥化を目指す。想定される期間は約2年間だ。もみ殻を大きめのプランターに放り込み、水をじゃんじゃんかける。野菜クズを入れる。放っておく。

 

②は積極的に堆肥化させる方法だが、もみ殻を入れた後で米ぬかなどの分解促進資材を投入する。もみ殻をかける。水をじゃんじゃんぶっかける。足で踏んづける。その繰り返し。よく言われる堆肥化の方法を模倣する。

 

③の方法は例年通りではあるが、もみ殻に水をじゃんじゃんかけまくり、その後米ぬかなどの資材を投入。時折かき混ぜながら野菜クズを放り込む。これも生ごみ分解装置になる。

 

 

堆肥化もそうだけれど、①〜③のどの方法が生ごみを分解する速度が速いのかを確かめたいと思っている。

 

 

***

 

①のプレーン。

 

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かわいいもんさ。これに水をじゃかじゃかかけまくって放置しておいた。今日から野菜クズを投入するつもりだ。

 

 

以下は②の積極的に堆肥化、のプランター

 

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もみ殻入れて、ボカシを入れて、もみ殻をかけて、水をじゃんじゃん。その繰り返し。

発酵促進剤として昨年内製したボカシを利用している。

 

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次のプランターは③で、例年のやり方を踏襲している。

もみ殻を入れて散水。少量のボカシを投入攪拌。あとは時間が解決してくれよう。ボカシはいい香りがしたししっかりと保存できていたことが嬉しい。

 

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もみ殻堆肥作りは作業的にはそんなに重労働ではなく時間と資材さえあればすぐに完成する。

 

 

今回完成したのはプランターにして4つだ。

 

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丸いプランターがプレーン。その右に移る四角いプランターが積極的に堆肥化させようとしているもの。丸いプランターの下に見えるのが従来通りの生ごみ分解処理装置だ。ここには3つしか置いていない。スペースの関係上、もう1つは他のところに置いている。

 

 

ちなみにすでに堆肥となっているプランターは、

 

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これであり、よく見ると、

 

 

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ミミズさんもいるようだし、ほぼほぼ土状になっているため圃場に投入することができる。堆肥化がある程度終わると生ごみを分解しなくなる。不思議なものだ。

 

もみ殻堆肥の内製で大事なことは、もみ殻はC/N比がクソ高いので窒素を含む要素が必要だということだ。米ぬかでもなんでもいい。窒素分を含む要素をドーピングさせてあげる必要があるわけだ。

 

なお、当ブログ管理人は圃場に直接もみ殻を投入することはしていない。当菜園は積極的に肥料を投入しない栽培手法を採用しており、C/N比の高いもみ殻を入れることで窒素飢餓が起きることを懸念しているためである。

 

当菜園は、圃場に入れる有機物は緑肥と決めている。

 

もみ殻堆肥の内製

当菜園では、菜園を始めた当初を除き、市販されている動物性堆肥などを使った栽培を行わないことにしている。これは特に崇高な方針があるわけではなく、東日本大震災以降急激に値上がりした堆肥を購入することができなくなったからである。

 

堆肥を購入するくらいなら内製しちゃえば、ということで、落ち葉・稲ワラ・もみ殻・雑草などいろんな粗大有機物を用いて堆肥づくりを行ってきた。

 

資材はすべて天然物だし、収集する手間暇さえ惜しまなければ内製することができる。

 

 

特にもみ殻堆肥は、野菜くずなどを分解する生ゴミ分解処理装置として機能も有するためものすごく重宝する。

確かにもみ殻は堆肥化させるのに相当な時間を要する。

当菜園では積極的に堆肥化を促進させることはしないために時間がかかるのだが、落ち葉や稲ワラに比べればもみ殻は堆肥化させるのに2年を必要とする。2年というのはかなり長い年月であるのは言うまでもない。

 

 

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今シーズン初めてもみ殻を調達した。先日タマネギの苗を購入したJAのお店でもみ殻が置いてあったのを見つけたのだ。

 

 

菜園主「表にあったもみ殻は売り物ですか」

店員さん「そうですよー」

菜園主「おいくら?」

店員さん「大きいのが400円で、小さいのが250円ね」

菜園主「それじゃ大きいのください」

店員さん「持ってっていいですよー」

 

 

随分と散文的なやり取りの中でもみ殻をゲットした。さてこいつを利用して生ゴミ分解処理装置を製造する。用意するのは大きいプランターと米ぬかなどの資材、そしてもみ殻だ。別に米ぬかはなくても大丈夫。水道水をじゃんじゃんかけるだけでも十分なのだ。

 

 

大きめのプランターを用意して、もみ殻の封を解く。

 

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今回は昨年に内製したボカシが残っているので、それを使用する。

 

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これね。
 

 

 

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なんだかいい感じ。

 

 

続く。

 

タマネギ定植完了

4連休の二日目、早朝。

 

早朝とはいっても朝7時。タマネギの定植だけが残されており、なんだか気分的にモヤモヤしていたので朝っぱらから定植しようと思い立った。

 

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昨日の朝よりも寒い感じだ。体感的には10℃くらいだろうか。

でも早朝の菜園は気持ちがいい。第一に緑が生き生きと見えるし、これから光合成してやるぜという息吹を感じる。

 

 

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ほら。感じるでしょ?(笑)

 

 

 

タマネギは125株定植する。そのため150株の苗を調達した。

 

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どれもロケット鉛筆(※)みたいなサイズだった。

※昔々、40年くらい前に流行った文房具だ

 

 

まずは細すぎて定植に向かない苗を取り除く。

 

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これは細いので定植から外した苗。

 

 

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一応、適正サイズだと看做して定植する予定の苗。

下の画像で右がダメ苗。左が定植する予定の苗。

 

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比較してみるとこんな感じ。

 

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明らかに太さが違うのがわかる。

 

 

次に定植できるであろう苗の根をちぎる。

例年だと根をちぎらずにそのまま定植していたが、根が長くて定植するのに長い根が邪魔くさかった記憶があるため生育に支障のない範囲で根をちぎろうと考えたからだ。

 

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この程度に根をちぎったあとで定植する。定植方法は苗の最下段の根に近い方を人差し指と親指でもち、そのまま穴にグッと差し入れる。

当然、差し入れるので周囲の土が凹んでしまうため、その後種まき用培土を用いて土増しするのだ。

 

定植直後はこんな感じなので、

 

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種まき用培土を用いながら、

 

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株元を安定させながら土増ししていく。

 

 

最後は散水して、

 

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ネットを被せて、

 

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終了した。

ネットは強い雨と強烈な霜から守るため。害虫防止ではなく、だ。もっとも巷ではタマネギにネットをかける人はいない。被せなくても問題はないのだろう。

 

 

こうしてタマネギの定植を終えた。

2019シーズンの播種定植作業はタマネギの定植をもって終了ということになる。当菜園はソラマメなどは定植しないのでこれで終了、となる。

 

おっと、サトイモと安納芋の収穫が残っているんだっけか。

 

 

タマネギの準備

先の連休では圃場の整理の他に、タマネギの準備と定植がマストだったわけだが、その様子をエントリしたい。

 

当初タマネギの定植予定ポイントはここだった。

 

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ここは2016年にタマネギを栽培したエリアで収量もそこそこだったし特段の問題もなかったと記憶している。

今回もここでいいかなと思っていたのだが、少し考えを改めた。

 

というのは、

 

「ちょっと狭いな」

 

と思ったから。

 

 

別のところを検討してみた。

タマネギは年を越し、来年初夏に収穫する。だから春夏野菜でも秋冬野菜でもない、微妙な立ち位置の野菜だ。

当菜園は春夏野菜、秋冬野菜をそれぞれ別の圃場で栽培するため、タマネギやサツマイモ、サトイモの定植予定エリアの選定には留意する。

 

さて、どこがよりマシだろうか?

 

 

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ここがいいかな?

狭いな。

 

結局狭いエリアしか残されていないことがわかり、浅慮の結果、

 

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もっと狭い、ここになった(笑)

 

穴は125箇所。150本の苗を要し、125本定植する。

 

 

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この日は少し定植予定ポイントの水分量が多いように思われたため、マルチングしたところで作業終了。

 

 

ちゃんと地元のJAで苗を購入した。

 

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150本。50本で350円だって。

定植の様子は後日レポートする。

 

 

2019年豊作の予感がする安納芋

その昔、社会の教科書か何かで飢饉に強い食物としてサツマイモが挙げられ、鹿児島県などを中心に栽培されるようになった云々、とかいう内容を耳にした覚えがある。

もっとも社会の教科書を読んでいたのは相当昔のこと。だから詳しいことは忘れた。

 

「飢饉、というのは雨不足とか日照不足とか?」

 

当ブログ管理人は少しだけ気になった。

 

 

なのでグーグル先生に聞いてみた。

ウィキペディアによれば、

「飢饉(ききん、Famine)とは、何らかの要因により人々が飢え苦しむことを指す。狭義においては、一地域における死亡率を急激に上げるような極端な食料不足の事態を指すことが多い。主食とする農産物の大規模な不作を契機とする場合が多い。」

らしい。

別に気象条件だけとは限らないんだ。こりゃ、一つ勉強になったわい。

 

 

当菜園では数年前よりサツマイモは安納芋を栽培している。

 

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今年は雨が多かったせいかすこぶる順調に生育している。サツマイモだからといって水不足に強いとかそういうことはないのだ。

安納芋もサトイモ同様に霜が降りると葉がやられてしまい枯れてしまう。そうなる前に収穫してしまいたい。

 

試し掘りをしてみる。ちょっと覗いてみるだけ。

 

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そこそこ太くなっている。

土に挿した茎が太くない株はロクでもない芋しかつかないことが経験的にわかっている。ちょっと弄ってみるか。

 

 

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ワォ。

そそくさ戻す。

 

 

 

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蓋をした(笑)

 

 

1個しか見ていないけれどそこそこいい感じだった。

サトイモも安納芋も収穫はこれから。

足腰痛めるので計画的に収穫せねばなるまいな。

 

 

11月の連休の野菜の様子

野菜の様子を眺めてみよう。

 

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まずはニンジン。

ニンジンは一斉発芽に失敗してしまいご覧の通り生育具合にバラツキが生じている。バラツキがあるということは下手をすれば年内に収穫できない可能性が高いわけで、そもそも秋収穫のニンジンは梅雨明け間近の時期に播種するのがいいと言われている。

当菜園では8月中に播種することでギリギリ年内収穫を目指すこととしているが、それも一斉発芽が前提条件である。

 

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それでも着々と成長を続けてくれているのでいくつかは収穫に至るだろう。

 

 

 

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市道側に播種したダイコンだ。どういうわけかダイコンはすこぶる順調に生育を続けている。これらは早生種だったか中手種だったか分からないくらい生育の程度に差が見られない。

 

 

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この畝にもダイコンを播種しているが、

 

 

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収穫してもいい頃じゃないか、というくらいにまで成長している。

 

 

続いてブロカリ。

 

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カリフラワー。なんだか手のひらサイズでかわいい。

 

一方、ブロッコリーはというと、

 

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今まで日差しが少なかったせいか、これから大きくなろうとしているように見えた。11月は気温高めだというし、天候が安定してくれれば問題なく収穫できそうだ。

 

 

次はキャベツ。

 

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別の畝のキャベツ。

 

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収穫してもいいくらいのサイズのものがあった。遠慮なく収穫させてもらおう。多少食害痕があるがやむを得ない。虫食いの箇所は除去すればいいわけだから。

 

 

次はハクサイ。

 

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結球が始まった。まだまだ巻きが甘いので収穫はできないが、生育期間の異なる2品種を栽培しているので時期をずらして収穫することになるだろう。

 

 

シュンギク

 

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やはりとう立ちしそうだ。キク科野菜はなかなか難しい。気温が乱降下するだけでとうが立ってしまう。

 

最後にサトイモ

 

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だいぶ台風による強風でやられているね。

霜が降りると枯れてしまうが、幸いにもまだ枯れてはいない。太陽が強く照り続けているうちは光合成するだろうし、収穫は次週に持ち越してもいいかなと考えた。

 

 

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こうしてみると、やっぱ春夏野菜よりも秋冬野菜の方が映えるね。

 

 

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当菜園からトノサマバッタが逃げ出した。耕耘機もかけちゃったし刈払機をぶん回したし、除草剤も撒いたから怒っているのだ。

 

耕耘機に、刈払機に、噴霧器に

さて、今回耕耘機を使用する目的は二つだ。

 

①タマネギ定植地の準備

②除草

 

 

この秋冬野菜専用エリアは、昨年、クリムソンクローバーを播種していたために零れ種から発芽したクリムソンが大きくなっている。害はないけれど駆除しておきたい。

耕耘機を使用しながらどこにタマネギを定植しようか考える必要がある。タマネギは来年6月に収穫する。年を跨ぐため場所をよくよく検討する必要がある。

 

いざ、耕耘。

 

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まだ水分が抜け切らない箇所が部分的には見られたが耕耘機を走らせることができる程度のゆるさだった。

 

耕耘機で除去できない雑草は刈払機を使用して駆除する。

 

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ここは刈払機だな。

この日は精力的に動き回り、刈払機による除草も完了させることができた。

 

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取りきれなかった分は除草剤を散布する。

ずっと悪天候で活動できなかった反動なのか、今日はシャカシャカ動き回り、ラウンドアップまで散布することができた。

 

ふ〜、一旦ここで休憩だな。

今日は日差しがきつかった。